いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ドラゴンクライシス!13 二人のエンゲージ」城崎火也(スーパーダッシュ文庫)

ドラゴンクライシス! 13 二人のエンゲージ (ドラゴンクライシス! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
ドラゴンクライシス! 13 二人のエンゲージ (ドラゴンクライシス! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 き 1-17)

囚われのローズを取り戻すため、ビースト・マスターの城に挑む竜司たち。ビアンカ、マルガ、オニキス、アイ、英理子。心強い仲間たちが、竜司を決戦の地に向かわせるために戦い、傷つき、倒れていく。ローズのもとにたどり着いた竜司を待っていたのは衰弱し、その命の火が消えてしまいそうな少女の姿だった!竜司はローズを救えるのか!?
アニメも大人気の大ヒットラブ・ファンタジー、最高潮!!


最後まで王道で貫き通した城崎先生に乾杯!
そんな訳で大団円。文句なしのハッピーエンド。
いや、文句はあるな、大いに。一番最後の締め方は綺麗(挿絵含む)だけど、如何せんその前のエピローグが短すぎる。
やっと戻ってこれたローズが竜児とイチャイチャするところは? マルガが帰った時のエピソードは? アイと竜児のラブラブデートは?(←ある訳が無い) この際ローズ視点のベタ甘ポエムでも・・・。
13巻も続いてきたシリーズとしてはあまりに淡白な終わり方に、いくつかの心残りが出来る最終巻だった。
後日談短編集とか出ませんかね?