いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「バカとテストと召喚獣10」井上堅二(ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣10 (ファミ通文庫)

ついにAクラスとの再戦を迎えた明久【あきひさ】たちFクラス。雪辱を果たすため、そしてA教室の大画面で秘蔵DVDを観るため(一部関係者談)気力充分な彼らだったが、前回苦戦を強いられたAクラスも今回は序盤から全力全開! 試召戦争は午前中から早くもクライマックス状態に。そんな中、突然3年生の首席がFクラスを訪れ謎の言葉を残していく……。『美形は帰れ!』(動物園の皆さん)果たして2年最強クラスの座はどちらの手に!? 風雲急を告げる第10巻!!


吹いた……口絵マンガのオチでw
クッソ吹いた……あとがきでw



ついに始まった対Aクラス戦。ということで本編の方は笑いよりも燃え。
雄二と翔子による相手の策の読み合いと、ここぞでの力を見せるFクラスメンバー、白熱する試召戦争は確かに熱かった。
でもバカテスに求めるものはここじゃないという感は否めない。
真面目に試召戦争をしているので明久のバカはなりを潜め、瑞希も悩んでいて明久との絡みが少なくラブコメも低調。一人で暴走していた美波は面白かったけど。但しこれも前半のみ。
それに決着がつかなかったのもスッキリしない原因か。
まあ今回はラストエピソードに向けた前哨戦、準備回だったということで。