今年の読書量は
310冊(漫画等除く) でした。
減らすつもりがまた増えた\(^o^)/ 過去最高だよ\(^o^)/
前期は150冊を割って良し良しと思っていたのに、10〜12月で一気に盛り返したった(ノ∀`)
その中からお気に入りのものをいくつか上げてみました。
今年も例年通り曖昧なジャンル別となっております。
●笑い
「ベン・トー」アサウラ(スーパーダッシュ文庫)
アニメ化で波に乗る当シリーズだが、面白いのはやっぱり原作。
バカらしさ、熱さ、見事な脱線っぷりとその勢いは衰えない!
農業高校を舞台にひたすらおバカを追求したような抱腹絶倒間違いなしのバカ小説。
しかし真面目に取材したはずなのに、どうしてこうなった?w
●燃え
「ソードアート・オンライン」川原礫(電撃文庫)
キリトさんマジp(ry これはもういいかw
王道一直線のMMORPG小説。面白いものは面白い。
●涙
「雨の日のアイリス」松山剛(電撃文庫)
ロボットのアイリスが過酷な運命を辿りながら『生きる』とは何かを考えるハートフルストーリー。気持ちいいほど思いっきり泣けた。
人を愛するということ。その想いの強さに圧倒される至極のファンタジー。
●ミステリ+α
「ビブリア古書堂の事件手帖」三上延(メディアワークス文庫)
古書マニア、日常ミステリ、ほのかなロマンス。本好きのツボを的確に刺激する。
●ファンタジー(世界観重視)
「魔弾の王と戦姫」川口士(MF文庫J)
戦術重視の戦争シーンや政治的背景までしっかり描かれている戦記ファンタジー。
萌えのMF文庫Jとは思えない地に足の着いたストーリーが魅力。
『戦う司書シリーズ』の作者の新作は、七人の勇者の中で一人の偽者を見つけ出すミステリ風味なファンタジー。
疑念、恐怖、信頼、色々な感情が飛び交い人間の内面をさらけ出す内容は読み応え十分。
●仕事(今年の流行り?)
「夜のちょうちょと同居計画!」菱田愛日(電撃文庫)
変わった設定に慣れてしまいさえすれば、文句なしに感動できる素晴らしい青春小説。
ファンタジーなのにほとばしる生活感、魔王なのにどこまでも庶民的。それが時に笑いを時に心温まる話を届けてくれる良作。
●ラブコメ(ハッピーエンド)
「オオカミさんと亮士くんとたくさんの仲間たち」沖田雅(電撃文庫)
ついについについにオオカミさんがデレた。
「「「「「「「「「カンパーイ!!」」」」」」」」」
ピュア可愛いイタチさんと誠実だけど本音だだ漏れな真一のほのぼのラブラブ物語完結。お幸せに!
他に今年完結したシリーズでは
「狼と香辛料 XVII」支倉凍砂(電撃文庫)
「“文学少女”シリーズ」野村美月(ファミ通文庫)
共に15冊以上続いた人気シリーズで長く楽しませてもらいました。
長かったといえば「七姫物語」高野和(電撃文庫)も6巻で完結。
和風で静かな雰囲気とそこで力強く生きる空澄に心打たれる良質ファンタジーでした。これで作者の筆がもう少し早ければ、ね。
日本も世界も個人的にも激動だった2011年が終了。
来年も良い本との出会いを願い……いやその前に、落ち着いて本を読める一年でありますように。