いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「星刻の竜騎士 VII」瑞智士記(MF文庫J)

星刻の竜騎士(7) (MF文庫J)
星刻の竜騎士? (MF文庫J)

聖騎武闘会の決勝を前に、レベッカをはじめとした生徒会役員は、シェブロン王ほか国賓の対応などに追われていた。それに加えて、「俺、どうしても見てみたいんだよ」「そんな獣みたいなこと、無理……!」とエーコの竜騎華晶生み出しに立ち会ったり、「こんな風に悪戯するのは、初めて会ったとき以来ね」「だから、やめろって……」となぜかナヴィーに迫られたりと、さらに忙しい日々を送るアッシュ。しかし、ついに迎えた決勝当日の朝、アッシュは生徒会副会長・オスカーのメイド、セレスに拉致されてしまい……!? 美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、覇道の第七弾!


お帰りなさい!
復活早々カラー見開きでご登場とは流石です。やはりあなたがいないと据わりが悪いんですよ。
あ、触手の話ですw


あらすじの最後「覇道の第七弾!」はオスカーが王座を取りに行く意味かと思ったら、アッシュがハーレム王の道を突き進むことだったのか(言うまでもなく前者が正解
オスカーだけに留まらず、ナヴィーにまでフラグを立てるとは。さらにセレスまで毒牙にかかりそうな流れ。どこまで増やす気なんだ。未来のハーレム王の格の違いをまざまざと見せつけられた。
という冗談はさておき(事実だけどw
内容はテンパってぶっちゃけた選手宣誓にピンチでのパワーアップと予想外にシルヴィアの回。
……のはずなのに、周りが濃すぎるせいでシルヴィアの影がきわめて薄い。姫様可哀想に。
アッシュは所構わずラブコメしているいて、予想以上に黒かった姉たちはそれぞれに存在感を主張し、極めつけはコゼット。
コゼットさん何者なんだ? 実はラスボスなんじゃなかろうか。というのは半分冗談だけど、ナヴィーと同種の存在とかじゃないと説明がつかない強さなんだが。


どこに向かっているのか分からなかった新章スタートと比べると大分道筋が見えてきてので先が楽しみ。vsユリエルまでにどんな道筋を行くのかな。