いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ7」鈴木大輔(MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ7 (MF文庫J)
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ7 (MF文庫J)

ありさが僕の布団に全裸で潜り込んでいた事件”は、すったもんだの末になんとか解決を見た。解決というか単なる保留、先送りという気がしなくもないけど。……ともあれ、夏休みである。海に山、夏祭りに花火と、楽しいイベントに事欠かないこの季節。僕たち学生寮メンバーは、海の家で住み込みのアルバイトをすることに。いつもと違う環境であの娘やこの娘の意外な一面が見れたり、一度きりの夏をおおいに謳歌する僕たちだったけど……僕には大きな落とし穴が待っていたわけで。――ついにあの秘密がバレる!? 盛りだくさんの夏休み編、詳しくはページをめくってみて!


ネタバレですが、
銀ちゃん締めだったのでそれだけで満足です! 他に言うことはありません。




いやまあ一応書くけど、↑これ以外に面白かったところはあまり……。
夏休み編スタートな今回は、前半が海の家でアルバイトというベッタベタなイベントで後半が秋人の妄想パラダイス。
前半は今まで通りのやり取り+使い古されたネタなのでこれといって何もなし。まあこれは口絵の為だけに差し込まれたイベントでしょw
後半はエロい!……が次第にうんざり。
こちらは夢オチ+ワンパターンのループで、テンションがみるみる下がっていっても仕方がないかと。
こっちも仕事をバラす為のイベントだったんだろう。同じ部屋で煌々とモニターの明かりが灯ってたらそりゃバレる。
そんなわけで衝撃のラスト以外全く進まないという悪い意味でいつも通りの内容。今回のラストは真面目に扱ってくれることを祈る。



ありさは年齢的にヤバいから口絵にいなかったわけじゃないのか!
前回あれだけのことをさせておきながら、忘れ去られるありさの存在感って……