いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「僕は友達が少ない ゆにばーす2」平坂読 他(MF文庫J)

僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)
僕は友達が少ない ゆにばーす2 (MF文庫J)

あの『僕は友達が少ない ゆにばーす』が、さらにパワーアップして帰ってきた! ・アサウラ集英社スーパーダッシュ文庫ベン・トー』他) ・あさのハジメMF文庫Jまよチキ!』他) ・岩波零MF文庫J『そんな遊びはいけません!』他) ・白鳥士郎GA文庫のうりん』他) ・鏡貴也ファンタジア文庫いつか天魔の黒ウサギ』他)などなど、豪華執筆陣が集結! さらに原作者・平坂読の幻の短編も収録……!? ここだけでしか読めない、爆笑必至の残念アンソロジー第2弾!


公式でアンソロジーが2冊も出るって地味に凄いことよね。
笑ったのは『部長選挙』。でも読み物として面白かったのは『鳥と豚』かな。



『鳥と豚』 アサウラ
内容:高段位桜桃少年団vs小鷹
自分の作品のキャラ出しちゃったよこの人w
でも流石は非モテ代表のお三方。俺たちが小鷹に対して言いたいことを全部言ってくれた。ありがとう。「――リア充は消す」しかと心に刻み込みました。あー、唐揚げ食いたい。
柴乃先生には小鳩じゃなくて夜空か瀬奈の太ももを描いていただきたかった。




『俺たちにはまだちょっとレベルが高い』 あさのハジメ
内容:隣人部でボウリング
展開が本家のカラオケ回と似てたのもあるのかもしれないが、驚くほど違和感がなかった。中でも理科の台詞が完成度高し。
あさの先生の安定感はこんなところでも発揮されてしまうのか。




『理科のせいで俺の様子がおかしい』 岩波零
内容:理科、危険なフェロモンを開発。
……誰? 小鷹のキャラ崩壊しすぎ。まあそういうタイトルだけどさw
作者の理科への愛が溢れすぎていて、ちょっと引くレベル(^^;




『部長選挙』 白鳥士郎
内容:瀬奈が部長に立候補
いやー笑った。こういう子供じみた単純なのが一番笑える。
でもね、、、切符先生に丸投げじゃねーか!
オチに違和感。そこは瀬奈が泣きながら逃げていくのがデフォでしょ。




『伝説の小鳩の伝説』 鏡貴也
内容:小鳩の夢
やっつけ仕事。
と思ったら作者コメントを読んで納得。これは頼んだ方が悪い。
ま、タイトルオチということで。




『鍵』 平坂読
内容:はがないと生徒会の一存のコラボ
ファンタジアをよいしょしてM○を落とす読たんマジパネーっす!
捻って捻ってコラボさせたら表に戻ってきました、みたいな。杉崎は質問する相手は間違っていなかったのに相手がヘタレすぎたね。
それにしても杉崎に「さん」が付けられる違和感がハンパないw