いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「学戦都市アスタリスク 04 追憶闘破 三屋咲ゆう(MF文庫J)

学戦都市アスタリスク 04. 追憶闘破 (MF文庫J)
学戦都市アスタリスク 04. 追憶闘破 (MF文庫J)

ついに時間制限付きという弱点がバレてしまった綾斗。ユリスと対策を練りながらも、姉・遥の手がかりを得るべく《悪辣の王》ディルクに接触する。そこで、綾斗は衝撃の真実を突きつけられることになる。立ちすくむ綾斗に手を差し伸べたのは、誰より綾斗と遥のことを知る紗夜だった。紗夜の言葉に綾斗は再び前を向く。「……よし、それでこそ私の綾斗だ」そして、幕を開ける準々決勝。綾斗たちが対するは界龍の双子、《幻映創起》黎沈雲と《幻映霧散》黎沈華。星仙術のエキスパートである二人に綾斗たちは苦戦を強いられる。一方、紗夜・綺凜タッグは、因縁の相手、エルネスタ・カミラ組と相対し――? 最高峰の学園バトルエンタ、勢い加速する第4弾!


新キャラは幼女メイドでした。あざといな、実にあざとい。
それはさておき鳳凰星武祭編二冊目。
五回戦、準々決勝と激戦が二戦もあったのに、イマイチ盛り上がらないのはなんでだろう。まだまだ通過点だからか? いやそれよりも、前巻から思い始めているのだけど、派手な戦闘も割と淡々と書いてしまう盛り上げ下手なところがあるように感じる。
綾斗のパワーアップ(一部制限解除)は、この先の展開に向けての一大イベントなんだから、もっと力を入れてページ数割いて書いてほしかった。
そんな主役たちよりも盛り上がったのが紗夜・綺凜タッグ。
ここまで無敵のロボコンビ相手に先制パンチ。これで相手も本気をだしてくる……って、ここで続くのかよ!
この試合の結果と顔見せだけだった新キャラの活躍?が気になるので、早く続きを。



表紙の紗夜のコスチュームは明らかに某歌姫さんを意識してるよね。さては勘違い表紙買いで新規層を増やすつもりだなw