いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「盟約のリヴァイアサン IV」丈月城(MF文庫J)

盟約のリヴァイアサンIV (MF文庫J)
盟約のリヴァイアサンIV (MF文庫J)

突然の領有宣言により、雪風の姫の領土となった「東京新都」。これまでにも幾多のドラゴンからの襲撃を受け続けていた東京は移住民が多発し、徐々に人口が減っていた。一方のハルは、ルナに今まで以上の猛プッシュを受けながらも穏やかな日々を過ごしていた。そんななか、いずれ訪れる雪風の姫との対決に備えた戦力強化のため、皆を引き連れて伊豆へと向かうことに。海水浴に露天風呂と普通の旅行を満喫するハルたちだったが、そこへ謎の触手が現れて……。戦いの場は海へ、激突する竜と蛇! 至高のドラゴン・エンタテイメント、熱量が加速する第4弾!


エロかった。以上感想終わり(マテ
だって、夏休みで海なことをいいことにやりたい放題なんだもの。堂々と露天風呂覗くし、堂々と美少女二人の胸を揉みしだくし。いいぞもっとやれ。でも、いい加減に自称ムッツリはやめようよ。お前みたいなオープンで積極的なムッツリはいないと言っているだろう。
そんなわけで今回は、アメリカの魔女・ルナの台頭で非常に肌色率とスキンシップ頻度の高い話。
混沌としていたヒロインレースがいきなり織姫とルナの一騎打ちの様相を呈してきた。天然の織姫と計算のルナ、今のところは織姫が一歩リードか? 羽純は妹キャラ定着しつつあるから、ちょっと厳しいか。
あ、そういえば一人蚊帳の外の人がいましたね。
スタイルが良くてひんぬーでもないのにビキニを着ても残念なヒロインがいるだなんて信じられるかい? そんなことだからパッと出の米国人にも先を越されるんですよ、アーシャさん。
本題の方は、新たな武器を手に入れたり、前巻の玄武王より大きな亀が出てきたり、竜王の亡霊と戦ったりもしたけど……まあ、おまけよね。ボクシングスタイルのドラゴンなんて、ビジュアルがまったく想像できないもの出されても盛り上がり様がないって(^^;
日常パートこそ面白い丈月先生の良さが十二分に出た話で面白かった。



あとがきに一言。
鈴木先生にお礼を言う前に、瑞智先生にお礼を言うべきだと思うんだ。触手的な意味でw