いつも月夜に本と酒

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「おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その11」葉村哲(MF文庫J)

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その11 (MF文庫J)
おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その11 (MF文庫J)

荒谷学園第三旧校舎、古い木造建ての一階にあるゲーム同好会部室。白崎宗司は孤高の美少女、森塚一乃と放課後のときを過ごす……ってまた1巻のアレか!! “煉獄”森塚一乃の最後の武器にして最凶の妹、“断罪の鎮魂歌”終乃――漆黒の一乃と反転する純白の少女。終乃と宗司はたった二人で夢の世界を往く。追憶と追憶が重なる時、またしても一乃は――巨乳に変身――そう、ここは荒谷学園第三旧校舎、古い木造建ての一階にあるゲーム同好会部室。かつてとある約束がなされたこの教室に卒業式の桜は舞うのか!? 新感覚ラブコメディ的なにか、大団円の開演が迫る!


前回のラストで一乃の妹(仮)として登場した終乃が当たり前のように日常?パートにも進出していた。
ここにきて新キャラかい! ネタ切れ感がハンパない 終乃さんドジっ子可愛い。


今回は女性陣の願望妄想垂れ流し回。
オール“夢の中”でやりたい放題。結果的にいつも以上にオチにキレがないので、文字通りの垂れ流しになっているんだな、これが。やっぱ夢オチって逃げだわ。
その中で印象に残るは……やっぱりメインヒロインか。
一乃さんの回は涙なくしては読めない。かつてこんなにも悲しい巨乳があっただろうか。それも1話で終わっておけばいいものを、引っ張るから……これがホントの虚乳か(´;ω;`)ブワッ
後はリア。爛れている他のメンバーと違って夢の内容が一人正統派でなんだかホッとする。
ところで今回、卒業式から始まって最終回の空気を醸し出していたのに、終わり方はどっちとも取れる終わり方で、あとがきには言及なし。これは終わったの?続くの?