いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「Only Sense Online 3 ―オンリーセンス・オンライン―」アロハ座長(富士見ファンタジア文庫)

Only Sense Online (3) ―オンリーセンス・オンライン― (富士見ファンタジア文庫)
Only Sense Online (3) ―オンリーセンス・オンライン― (富士見ファンタジア文庫)

【センス】と呼ばれる能力を組み合わせ“唯一”の強さを目指すVRMMORPG―「オンリーセンス・オンライン」
夏のイベントの活躍で、ユンの店【アトリエール】の知名度は急上昇。知り合いからの頼まれ事が次々舞い込んで、図書館探索や合成MOB作りと、充実した生産ライフを過ごしていた――そんなユンに、最大難易度の依頼が。それは“生産ギルド”の立ち上げ!しかも、その役割とは、トップ生産職の3人も手こずる品薄アイテム【ギルド証】を入手すること……!!
資金を集めて落札するか、高難度ギルドクエスト攻略に挑むのか。駆け出し生産職ユン、いま覚醒のとき―!?

諸々の説明が多かった1巻や大きなイベントのあった2巻と違って3巻は短編集風。
大きなクエストやバトルより日常や簡単なクエストなどの小さいエピソードの方が、ユンのキャラとプレイスタイルに合っているので、こちらの方が本来の姿なのかも。
そんなわけで章ごとに一言二言。



序章 鉱山とEXスキル、一章 イベント報酬と活用法
話のメインはクロードのダンジョンだったけど、イベント報酬を一番うまく活用しているのはリーリーだった。まあクロードはオチ担当ですし。ユン、マギのアイテムボックスはネタ切れするまで出番ないだろうなあ(メタ



二章 図書館と言語学
二巻で顔見せだけしたシルフっ子再登場。が、また顔見せのみ。いつか大きなイベントがある……のか?
図書館まであるのね、このゲーム。ともかく地味な作業している時のユンくんが一番生き生きとしてる。



三章 地下図書館とホラー
ホラー系苦手とかどこまで女の子っぽいんだユンちゃんは。
「俺は男だ」の一言にどんどん説得力が無くなっていくw



四章 合成とMOBブーム
スライムの合成が今回のハイライト。他があまり生産職っぽいことしてないのがちょっと不満。あの試行錯誤している感じが面白いのに。
ジェルは完全にぷにぷにだねw アトリエシリーズの影響は多大に受けてそうなので、これもその一つか。これも商売っ気を出せばあっという間に金溜まりそうだが、それをしないのがユンくんの良いところ。



五章 転売と生産ギルド構想
それだけ金あるなら人雇えばよくね?と思ったら結局そうなった。何だったんだ、この話。
リーリーとユンのあーんだけが読みどころ。そういえば今回マギさんの出番少ないな。ちょっと寂しい。



六章 【ギルド証】と特攻スライム
3巻にしてやっと三姉妹でまともな冒険へ。確か1巻でリアルで会えないセイ姉に会いたくてという理由があったはずなのに、全然合ってないな(^^;
物欲センサーに討伐後採掘。身に覚えがありすぎるw



終章 働くジェルとギルド会館
また仲間モンスターが増えたよ。やったn(ry
その内知能の高いのも入って、キョウコさんがお払い箱になる日が来る?



あらすじの煽りのような大きな変化はなかったけど、まったりプレイをまったり楽しめる。末永く続いてほしい。
次は生産ギルドの話がメイン?