『妹のすべて』のアニメ化が決定し、さらにはコミック化も決まり絶好調の羽島伊月。しかし満場一致でコミカライズ担当に選ばれたマンガ家・三国山蚕にはとんでもない秘密があり、それはぷりけつや可児那由多、そして何故か普通の女子大生の白川京まで巻き込んだ珍騒動へと発展していくのだった。果たして伊月は、初めてのメディアミックスという荒波を無事に乗り越えることができるのか! そして伊月と那由多との関係にもついに変化が……!? 大人気青春ラブコメ群像劇、待望の第4弾! 今、すべてを懸けた戦いの幕が上がる!
伊月はついてるなあ。こんな幸せなコミカライズの事例少ないんじゃないの？
そんな訳で新キャラの漫画家・三国山蚕登場の第４巻。
少し畑違いなキャラが出てきたことで、漫画家とイラストレーターの違いとか、作家と漫画家のこだわり違いとか興味深い話が出てきた。……なんて真面目な話が出来るのは本当にここだけだった。
全裸に定評のある平坂読先生ですが、
今回のは文章も挿絵もアウトだ馬鹿野郎共！ 完全にア○ッってるじゃねーか！
那由多だけでもアウトだったのに、新キャラの蚕がこれまた酷い。女の子がそんなことしちゃいけません！ 本当にもう、、、ありがとうございます！！
ラノベでここまで出来るんだ。ガガガ文庫はスゲーよ。
本編もぶっとんでいたのだけど、それに拍車をかけて暴走していたのがボーナストラック。
『ラノベ作家の人生』という人生ゲームのパチもんをプレイする話だが、これがもうツッコミどころしかない。
微妙にリアルな金額設定、聞いたことがあったりなかったりする編集者の悪行などのラノベ作家あるある、成功者への羨み＼ﾜｯﾀﾘｰﾝ／、そして話全体から溢れ出る■川憎しの念。笑うのとツッコむのに忙しくて疲れたｗ この作品はフィクションですって書けば良いってもんじゃないよ。
次は「京さん編集者への道！」編か？ 伊月の立てたフラグも気になるが、もう少し先な気がする。
