盛岡大付が序盤から優位に試合を進めて勝利。
先発した三浦の好投が光った。また後半の失点した直後に必ず突き放す攻撃の集中力も見事。
松商学園は前半のチャンスに後一本が出なかったのが痛かった。でも後半の自慢の足を絡めて1点をもぎ取っていくような攻撃は素晴らしかった。本当に良いチームだったなあ、松商学園。
前橋育英がエース皆川の完封目前の好投で明徳義塾馬淵監督の通算50勝を阻んだ。
得点が入った回以外はヒットが出ても単発。フォアボールも0(但しデッドボールは合わせて4)。エラーも0。今大会初めて投手戦と言える試合だった。
花咲徳栄が初回相手の守備が浮足立ったところを攻めて5得点。ここでほぼ勝負あり。
日本航空石川は7回に3点入れて地方大会も1回戦も逆転で勝ち上がってきたチームの片りんを見せたものの、9回に追加点を取られ万事休す。1回で自滅した感が強い。
3点先制された聖光学院が中盤にこつこつ点を返して逆転勝ち。
点数は見ての通り、ヒット数も1本差でほぼ互角の勝負、全体的なレベル差は感じなかった。
しかし、好守で味方投手を助けた聖光と、4点目5点目をバッテリーエラーで与えてしまった聖心。捕手には少々差があった。