いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



4/6の雑談(ミニ)

すずめの戸締まり

昨日の金曜ロードショー
ながら視でいいやと思ってTVを点けておいたら、結局最後まで真剣に視てしまった。
前半は「すずめちゃんよー走るなー」「三本足子供椅子よー跳ぶなーwww」が主な感想だったけど、
後半は泣きポイントの連続。震災がテーマの作品だから当然ではあるのだけど、つばめの死生観とか、叔母さんの二つの本音とか身につまされるシーンばかり。
映像になって一番“来た”のは、雑草が生い茂り蔦が蔓延る建物がある景色を綺麗だと思う未経験者(芹澤)と到底そうは思えない経験者(つばめ)の対比。何気ない感想だからこそ傷を抉る様子が、つばめの絶望的な顔と共に忘れられない。
あとはラストシーンの「おかえり」。母に言えなかった「おかえり」の記憶を散々見せた後で最後にこれを持ってくるのは必然だけどズルい。
それにしても芹澤くんがあまりにいい奴で不幸で泣き笑えてくる。いい男度が高くて惚れるなら草太よりこっちだろう。歌のセンスも最高だし(昭和生まれ並感)




お届き物

「私の心はおじさんである2」嶋野夕陽(PASH!ブックス)