いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



J1 第30節

福岡 3-2 清水


我々は8月に夢を見ていたんだ。都合のいい夢を。
9月に入って監督交代ブーストと乾マジックが終わったら、最弱チームに逆戻り\(^o^)/

やっぱり実力はJ2中位から下位くらいしかない。
健全なチーム運営の為にも一度落ちて1から作り直した方が良いのでは?
その際まず初めに必要なのは我慢できる運営陣なんだけど、サッカーは我慢できないチームばかりだからそれを求めるのは酷なんだろな(^^; 何故サッカーはああもコロコロ監督を代えるのか。野球人には理解が出来ない。


こっそり偽装更新。負けてどうでもよくなってゲーム始めたら更新忘れちゃった(*´∀`*ゞ

9/16の雑談(ミニ)

台風

静岡に影響があるのは明日の昼過ぎからのようで。
しかしまあ、見事に似たコース通るのな(^^;
太平洋高気圧くん頑張り過ぎだろう。



体験版

HARVESTELLA ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)


体験版ダウンロードしました。
ダウンロードしただけで、まだやってないんですが(^^;
ちらっと評判を探ってみたところ、賛否色々ある中で「時間経過がめっちゃ早い」ということだけは共通認識らしい。



お届き物

「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 7」佐伯さん(GA文庫
「天才王子の赤字国家再生術 12 ~そうだ、売国しよう~」鳥羽徹GA文庫
「もふもふと楽しむ無人島のんびり開拓ライフ ~VRMMOでぼっちを満喫するはずが、全プレイヤーに注目されているみたいです~」紀美野ねこ(電撃の新文芸)
「オタク同僚と偽装結婚した結果、毎日がメッチャ楽しいんだけど! 3」コイル(電撃の新文芸)

引かぬ媚びぬ省みぬ(今週のアニメ感想2)

リコリス・リコイル 第11話 Diamond cut diamond

真島との直接対決、始まる。
独断専行こそたきなの真骨頂!←おい 
でも結局真島に振り回されるだけの無能組織DAだから、正解なんだけどね。
クルミも独自の捜査で核心へ。クルミの千束への絶対の信頼が嬉しいような怖いような。
何はともあれ、再集結の流れいいぞー……と思っていたら、もうか!
キャーたきなさんカッコイイー。ガチでヒーローの登場のし方じゃないですか! これは千束も惚れ直したね。


オーバーロードIV Episode10 最後の王

価値観と優先順位の話。冒険者だろうと国のトップだろうと大事なものは人それぞれ。
それはそうと、タイトルネタバレですやん。
お兄様お可哀想に。いいキャラだったのに。アインズ様の本質を知ってしまったのがいけなかったんだろなあ。
で、プレイヤーらしきSFモビルスーツはどうするの?


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇 第8話 『混迷―ミラビリス―』

今期のゲストヒロインとの再会、そして真ヒロインとの邂逅。
本人は理由を語らないし生存者も錯乱状態で、ベルも冒険者も視聴者も何が何やらの『混迷』のタイトルに相応しい状態。
進み遅いな。ここをのんびりやるなら後半を濃くしてほしいんだが。

「小説が書けないアイツに書かせる方法」アサウラ(電撃文庫)

自らの性の悩み――勃起できない事。勃起不全に対する悩みと家族、主にイケてる姉と従順な妹を描いた小説で新人賞を受賞した『月野シズク』こと、月岡零。男子高校生である彼は、内容が内容のために周りには作家である事を隠して活動していたのだが、デビュー作を超える次回作が思いつかず書けずにいた。
悩み続ける彼の前に一之瀬琥珀と名乗る巨乳美女が現れる。そして……
「私の考えた小説を書かなければあなたが月野シズクである事をバラす」と脅迫されてしまうのだった。
彼女の目的がわからず困惑するものの零は従うフリをしてその内容を聞く。
すると今まで一度も反応しなかった零の男根が謎の反応を示すのだった。
これは一之瀬琥珀による脅迫と創作の月野シズクの記録である――。


タイトルにやや不備があるようですね。
(体験しないと)小説が書けない(勃たない)アイツに(触手エロ小説)を書かせる方法←これが正解。
……ド変態たちが蔓延るド下ネタエロコメディじゃねーか!
リコリコ目当ての客が、隣に置いてある同作者の作品だからと手に取って読んだら卒倒するんじゃなかろうか。

自身の闘病記録を冗談半分で投稿したら何の間違いか賞を取り作家になってしまった勃起不全の高校生男子と、性癖がかなーり特殊なお嬢様女子大生が、二人三脚で小説を書き上げる青春?小説。
下着姿になったり、作品の出来を勃つか勃たないかで評したりするのはまだ序の口。コンニャクやういろうで触手プレイを実践したり、濃厚なキスシーンを演じてみたり、フランス書院ラノベじゃないのここまでやっていいの?と思わせる濃密なエロ描写に度肝を抜かれる。そういえば、かのシコルスキ・ジーライフを世に出したレーベルだったわ。
それでいて、自分の作品に対する愛情とこだわり、上手く書けないことへの苛立ちなど、創作にかける強い情熱を感じさせてくれるし、締め切りという死線を共に生還した二人からは、友情や恋慕なんて生ぬるく感じる戦友然とした二人の絆に胸が熱くなる。創作ものの青春小説として文句のないクオリティー
股間は硬くなり胸は熱くなる怪作にして傑作。面白い。面白いんだけど……やっぱりアサウラ先生は何故か負けた気分になる小説を書く天才だ。

「リコリス・リコイル Ordinary days」アサウラ(電撃文庫)

「喫茶リコリコへ、ようこそ!」
あの破壊された旧電波塔をのぞむ東京の東側にあるオシャレでおいしいカフェ――それが、喫茶リコリコである。
本作はオリジナルテレビアニメーションリコリス・リコイル』では描かれる事がなかった錦木千束や井ノ上たきななど、看板娘たちが織り成すありふれた非日常のちょっとした物語。
おいしい甘味に、ガンアクションに、ゲームに、人情ドラマ、ゾンビと怪獣にロードムービー……そしてほのかに愛!? もちろんコーヒーに人助けだって!!
「どんなご注文も……おまかせあれ♪」
そんな日々を積み重ねていくことで彼女たち絆が生まれていく――オマケ付きお菓子のバラエティパックのような何でもありの詰め合わせを原案者自らがスピンオフ小説化!


アニメでは語られなかった喫茶リコリコの日常を描く、作者曰く“バラエティパック”な短編集。喫茶リコリコのメンバーが揃っているので、アニメでいうと3話から9話までの間。

恋バナ?あり、ガンアクションあり、飯テロあり、ゾンビあり、シリアスありのまさにバラエティパック。DAでの人間関係だとか真島の動向だとかよりも、こっちをアニメで視たかった。そう思わせてくれる楽しい短編集だった。
1クールアニメだからどうしてもストーリーの根幹の部分が優先して描写されて、日常パートが端折られてしまうのは仕方がないことなのだけど。特に第四話の夢オチ悪ふざけはアニメでやってこそだろう。ゾンビ+怪獣で作画スタッフは死ぬ思いになるだろなw
と、アニメと同じく楽しめたのは、ヒロインの描写に全く違和感がなかったからだろう。
千束の底抜けの明るさと行動力、一本筋の通った考え方は、第一話のクルミの台詞「千束が千束してる」の言葉通り。アニメを視ていれば完璧にあの声あのテンションで脳内再生されるはず。
たきなは文章になったことでより良くなった気がする。アニメの表情や態度で分かる親密度の変化もいいけど、文章になったことで千束に心を許していく過程とその時の心情がはっきりわかるのがとても尊い
普段は生真面目が過ぎることで笑いを生むコメディキャラ、銃を持たせると的確に千束をフォローする有能バディ、ふと千束に気を許す瞬間に百合の香りを漂わす。たきなさんてばパーフェクト百合ヒロインじゃありません?
また、濃厚な飯描写(花いなり食いてー!)に、フリーライターの徳田に早期リタイアの土田と小説版オリジナル常連がおっさん二人という臭さなど、作者らしい描写が各所に散りばめられているのがアサウラファンとしては嬉しいところ。
期待通りの短編集、面白かった。アニメが終わった頃にもう一冊出してくれてもいいのよ←無茶ぶり