いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「キノの旅 XIII ―the Beautiful World―」時雨沢恵一(電撃文庫)

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)
キノの旅 13―the Beautiful World (電撃文庫 し 8-30)

「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる丘の上から地平線を見下ろします。しばらくして、ようやくそれが何か分かりました。大量の土煙を生み出していたのは、大地を埋め尽くすような大型動物の大群でした。大きく太い体と頑丈そうな四肢を持つ、鈍い灰色をした草食動物です。「この辺に住むサイの一種、だね。水が欲しくて集団で移動中なんだよ」エルメスが言いました。灰色のサイの群は、何千頭、または何万頭いるのか分かりませんが、濁流のような密集度と勢いで大地を進んできます。その進む先には──「あ……」『フルート』を向けたキノが、声を漏らしました。(「この世界の話・b」)他全11話収録。


さすが時雨沢先生! 見据えている未来の桁が違う! そこに痺r(ry


いつも通りのキノ。
なので各話毎一言

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