いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「コーヒーの切れ目が縁の切れ目でございます」

SBSの本気を見た。
十数年ぶりのゴールデンタイムのサッカー中継。解説が長谷川健太(普段はNHKで解説)と沢登(普段はテレ朝や静岡朝日テレビなど朝日系)、ピッチ解説が安永(テレビ静岡で時々解説)。
何というエスパルスシフト。しかも全員普段は他局の解説。
で、結果は↓

J1 第9節

清水 3−0 鹿島



完勝でした。
一年に一試合あるかないかの完璧な試合内容。
前半は前からの積極的なプレスで相手にシュート1本しか打たせない思い通りの試合運び。後半は運動量は少し落ちたものの、劣勢の時の高木の個人技でのゴールと美しいカウンターで2得点。
中でも絶好調の高木は際立っていた。1ゴール1アシストのどちらも見惚れるほど完璧だった。
このサッカーがコンスタントにできれば優勝争いも夢じゃない……んだけど、若いチームだけあって波も激しいのよね(^^;

「子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき」玩具堂(スニーカー文庫)

子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)
子ひつじは迷わない  騒ぐひつじが5ひき (角川スニーカー文庫)

“ひつじ”ならぬ“しつじ”喫茶で文化祭を盛り上げる「迷わない子ひつじの会」。会長の執事服姿やら佐々原のメイド服姿やらに浮かれる“なるたま”こと成田真一郎だったが、伝説の必殺剣の正体、『々人事件』なる奇怪な小説の謎など、隣部屋の“毒舌ツンダラ名探偵”仙波を巻き込んでのお悩み相談も相変わらず大忙し! ワケあり女子たちに翻弄されまくる“なるたま”のおせっかいぶりに、佐々原がついに覚醒する――って、何に!?

文化祭だよ全員集合!な5巻。
過去の相談者が続々登場し、また相談していったり後日談が語られたりで楽しい。「その後」ってのはなんでこんなにワクワクするんだろうね。
文化祭では、驚くべきことに厚かましいお節介なだけであまり存在感のない(ぉぃ なるたまが活躍してた!
メイド服を着せられるのはいつものことで驚きはないのだが、接客が完璧だった。流山くんが二重の意味で哀れw 佐々原と外回りの時の周りの反応も面白く初めて存在感があった。
もう一つの驚きは鹿野桃子先輩。ただのゲストキャラの再登場かと思いきや、この作品でデレ……だと!?。会長を含めたヒロインズは(主に性格の問題で)なるたまにデレる素振りを見せてくれないので、こういう素の赤面は新鮮。105ページの挿絵が素晴らしい。ヒロイン昇格あるか?
そのダメダメヒロインズの中で目立っていたのは佐々原。『貸借対照表 N』その発想は普通ないだろうねw ともかく感情に乏しい彼女が松風に怒ったり、なるたまについてあれこれ考える様子はやはりかわいい。
次は雪山らしい。まだ9月なんだが一気に飛ばすのか?