いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



侵略する少女と嘘の庭

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

早川牧生はK中学の2年生。幼馴染である祐喜、唯、琴美と、惰性のように4人で過ごしていた。ある日牧生は、「運命の相手」を見つけるという占いをさせられる。その占いで細工をした牧生は、「運命の相手」を探しに学校の裏庭へ向かうことに。そこにいたのは、校内でも有名な美少女だがクラスに馴染まない不思議な少女・中山りあだった。牧生たちのグループに加わったりあは、夜に部屋に押しかけてきて泊まっていったり、みんなで出かけると嘘をついて呼び出したりと牧生を振り回す。小さい頃には結婚の約束をするほど仲の良かった4人の関係も、だんだん変化していくが―。切なくも優しいファンタジックストーリー。


嘘シリーズ第三弾。
前二作同様、普通の少年が不思議な少女に出会う物語。


イイ!スゴクイイ!
今年読んだ中では間違いなくNo.1ライトノベル
不思議な世界観に引き込まれ、作中に流れる優しい空気が心に染み入ってくる感じがたまらなく好き。
中学2年、14歳という微妙な年齢の複雑な心情を丁寧にきれいに書かれている。
前二作に比べてLOVE分増量なのも好印象。
そして何と言ってもヒロインりあ。正統派のツンデレ
個人的にはツン→デレ(状態遷移型)と素直になれないタイプが好きなんだけど、正統派もなかなかw
こんな娘いたら牧生じゃなくても惚れるよな〜


二作目の時三部作って言ってたけど、あとがきを読むと次もありそう?


今日の購入品

「ゼロヨンイチロク」清水マリコ
「ゼロヨンイチナナ」清水マリコ
かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜駒尾真子
今月はそそられる新刊がないので、読んでなかったゼロヨンシリーズをこの機会に^^