いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



護くんに女神の祝福を!〈4〉 (電撃文庫)

護くんに女神の祝福を! 4岩田洋季電撃文庫
オンライン書店ビーケーワン:護くんに女神の祝福を! 4

鷹栖絢子さんと一緒に新しい年を迎えました、吉村護です。生徒会のみんなと一緒に初詣にも行き、今年も楽しい一年になるかと思いきや、三学期が始まると大事件が勃発です。な、なんと絢子さんと同レベルのビアトリス使い“プロイセンの魔王”がドイツからやって来て、絢子さんに、プ、プ、プ、プロポーズ〜!?
僕なんてまだファースト・キスをしたばっかりなのに……。恋人であるはずの僕の立場はどうなってしまうんですかぁ!?いきなり出現した恋のライバルだけど、僕だって負けていられません!
緊迫の(?)激ピュア・ラブコメ第4弾なのです。


今まで二人の仲が良くなっていく様子を描いていただけだっただけに、恋のライバル登場という新しい展開は望んでいたことなんだけど・・・なんか微妙。
ライバルであるヨハンがイマイチ。絢子に釣り合せようとすると相当な力を持ってないといけないとは思うけど、現時点で護が対する相手としては力があり過ぎたかも。しかもヨハンは力を持っていて自信家である割にはやってる事が姑息で言動が合ってないのに違和感を感じる。こういう嫌味なキャラはこの作品の作風にあまり合っていないんじゃなかろうか。
でもこの巻で嫌味なヨハンは帰った事だし、次の展開に期待しよ。