いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



護くんに番外編で祝福を!〈2〉 (電撃文庫)

護くんに番外編で祝福を! 2岩田洋季電撃文庫
オンライン書店ビーケーワン:護くんに番外編で祝福を! 2

お初にお目にかかります。鷹栖絢子の永遠のライバル、周藤汐音ですわ。遂にわたくしが女神に? やはりこんな責任重大な任務は生徒会長のわたくしがふさわしいと……。えっ、引っ込めですって!?
今回は恥ずかしながら、わたくしの初恋話まで入っています。エメレンツィアさんは、女子高生レベルなるものを上げるため、健気に頑張っておりましたわ。護さんと絢子は普段通りラブラブしてばかりで……。マラソン大会も二人のおかげで大変楽しませていただきました。そうそう、一番大変だったことを忘れておりました。絢子が記憶喪失になって護さんのことも思い出せなくて──。
激ピュア・ラブコメたっぷりの第二弾♥

短編集第二弾
長編ではスポットを当てられない汐音の話はいいとして、他はいつもとやってる事が一緒なので、短い分だけ長編より印象が薄い感じは否めない。


◆雪降る日のハート・オン・ザ・ラン
賞品付き二人三脚マラソン大会。某漫画の春風高校の体育祭くらい無茶な競技だw
護が絢子とエレメンツィアの板挟みになる5巻以降の日常の縮図のような話。要するにいつもと同じ。


◆心のなかに日傘をさしながら
汐音が初恋の人との再会する話。
絢子も汐音はどっちもどっちという事か、いろんな意味で。
ところで「髪型が変わってたから、すぐには気付かなかったよ。」は笑いどころでいいんだよね?w


◆BLACK&WHITE
絢子の両親との確執。
題名と違って終始ブラック。短編集1巻の1話目といい、作者の親子像は歪んでるんじゃないかと少し心配になる(^^;


◆ジョシコウセイ・クエス
エメレンツィアが瑤子と杏奈に騙され、ジョシコウセイ・レベルを上げるために奮闘する話。
多分うけ狙いなんだろうけど笑えない。エメレンツィア素直すぎて泣けてくる。


◆《魔女ベアトリーチェ》が消えた日
絢子が記憶喪失になる話。
記憶喪失になっても絢子の反応はいつもと変わらないなぁ(^^;