いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



センバツ9日目

第1試合 大阪桐蔭(大阪) 1−2 常葉菊川(静岡)


攻撃でも守備でも積極的に攻め続けた常葉菊川の見事な逆転勝ち。
序盤、両投手ともに相手打線の選球眼のよさと高校野球にしては辛い審判に苦しめられ毎回のようにランナーを出す展開だったが、味方の守備と相手のミス(スクイズ失敗や走塁ミス等)もあり、お互い粘りのピッチングで投手戦に。6回に大阪桐蔭が1点先制したが、中盤から強い当たりを連発していた菊川打線が終盤ついに繋がり8回9回で逆転。
大阪桐蔭は中田の出来は1回戦よりも良かったが、中田が踏ん張っている間に何度もあったチャンスに得点をあげることが出来なかったのが敗因。特に3回のスクイズ失敗で流れをつかみ損ねたのが痛かった。
常葉菊川は、守備では1塁が空いていても中田を敬遠することなく内角を攻めノーヒットに抑え、攻撃でもストライクゾーンにきた球はどんどん振っていくし、今までの試合通りランナーが出てもバントをせず打っていく積極的な姿勢が最後に実を結んだ形に(走塁は積極的すぎて失敗した面もあるけど)
それにしても中田はピッチャーやると打席に集中しきれないのだろうか。



第2試合 熊本工(熊本) 5−3 室戸(高知)


相手投手の乱調に上手くつけこみビッグイニングを作った熊本工が逃げ切り勝ち。
熊本工隈部は前の試合の延長の疲れからかコントロールには乱れがあったが丁寧なピッチングで再三のピンチを3回の1点だけに抑えた。また疲れの見える隈部を回の途中で思い切って2番手今村に代えた継投のタイミングも見事にはまった。
室戸森沢は高めのストレートを上手く使い熊本工打線を3回以外は7回の1点だけに抑えた。それだけに突如コントロールを乱した3回の4失点が悔やまれる。