いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



渚フォルテッシモ (MF文庫J)

渚フォルテッシモ城崎火也MF文庫J
渚フォルテッシモ (MF文庫 J き 2-1)

山ノ上大地はUMA大好きのちょっと変わった高校一年生。今日も、学校に変な生き物が出る、との噂をたよりに、夜の学校に忍び込んだ。しかし、大地が教室でみつけたのはUMAではなく、学校中の生徒に人気の美少女・麻生渚の姿だった。しかもなぜか裸で、びしょぬれで。彼女に悲鳴をあげられ慌てて逃げ出した大地だったが、翌日、渚につかまってしまう。いつもの清楚で可愛らしい彼女から一転、鬼のような形相で「昨日のことは黙ってなさい」と脅した渚は、あげくに「私、半分人魚の血をひいているの」と打ち明けてきて……。強気で勝ち気、我がままで勝手な、でもとびきり可愛い人魚姫に振り回される大地の、ちょっと非日常な冒険ラブコメディ、開幕!


やあ、これはいいツンデレですね(・∀・)
内容は『ぷいぷい! (MF文庫J)』の『瀬戸の花嫁』風味。展開的にはよくある学園ラブコメもので特筆すべきものはないが、キャラがいい。渚(ヒロイン)最高! 裏表が激しく、喜怒哀楽が激しく、その表現方法も激しいアグレッシブな渚を見ているのがとにかく楽しい。ラブコメはやっぱりキャラがよくないと。他のキャラが全体的に地味だったのも渚が引き立った理由の一つだったと思うけど、次は恋敵の文学少女朱里にはもうちょっと前に出て来てくれることを期待。
というわけで次は渚vs朱里と、自分の恋の気付いた渚がどうデレるかが楽しみ。


それはそうとMF文庫Jの学園ラブコメはどれも似たような展開になるのは作家じゃなくて編集のせいか?