いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



かのこん〈8〉コイビトたちのヒミツ (MF文庫J)

かのこん8」西野かつみMF文庫J
かのこん 8 (8) (MF文庫 J に 1-8)

ぱいぱいぷーとないぱいぷー、耕太とちずると望の三人は、「コイビト」と「アイジン」の奇妙な三角関係を楽しんでいた――。もはや(一人をのぞいて)慣れっこになったクラスメイトたちも見て見ぬふりをするなかで、薫風高校にも学園祭の季節が近づいてきた。耕太たちは演劇部に頼まれて「ロミオとジュリエット」を演じることになった! 耕太がロミオで、ちずるがジュリエットで……あれ、望は?
妖怪がナイショで通っている学校の、ちょっと不思議でちょっと(?)エッチな大人気学園ラブコメ、3組の恋人(?)たちの模様を描いた短編集でお目見えの第8巻です!


やりやがったwww
ここ2巻ストーリーにこだわりすぎて抑制されていたものが、短編集+文化祭という何でもありの状況によって暴発したか? 序幕と二幕がエロすぎる!バカすぎる!!(←誉め言葉) いつも通りのわけの分からない擬音と汚れきってしまった耕太のダメっぷりもさることながら、この作品の最後?の理性 朝比奈嬢にまであんな台詞を言わせるなんて! 作者ォワットル(←これも誉め言葉w*1
三幕でネタに走りすぎて失速したのと、幕間がお祭りムードに水を差していたのが残念だけど、四幕のサブキャラの話もなかなか良かったし今回は満足。

*1:ところで特殊文字はいつになったら使えるようになるんですか? はてなさん。ワットがでないよ