いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



レヴィアタンの恋人 III (ガガガ文庫)

レヴィアタンの恋人 3」犬村小六ガガガ文庫
レヴィアタンの恋人 III (ガガガ文庫 い 2-3)

調布新町町長高比良啓十の指揮のもと「武蔵野共同戦線」800余名は、新宿御苑に陣を構えた「白河軍」1700余名に相対するため、新宿を目指していた。数に劣り苦戦必至の武蔵野勢が野戦を挑むのは、保有する特進種久坂ユーキに絶対の自信を持つがゆえ。しかし武蔵野勢は、白河軍の戦術により新宿南口で戦力を分断させられてしまう。第二列で血濡れの執事雨宮と共に戦う沙也加を横目に、調布の負けを確信するタマ。そのころ第一列では、ユーキたちが孤独な戦いを強いられていた。そのとき、純白の兵装の男が動く。「白河編」決着!


ぎゃー――――っす
どこもかしこも血、血、血、血、血、血、血。斜め読みしようが読み飛ばそうが目に入ってくる文字は「血」。いやー/(^o^)\ というわけで作中でユーキが言った言葉「想像しないこと」を実践。普段は映像をイメージしながら読んでいるのだけど、これはとにかく字面を追う事だけに専念。内容は大体把握した・・・と思う・・・たぶん。
終始凄惨な殺戮シーンの中、どんな時でも飄々としていてマイペース崩さない静と、素でコメディを演じてくれる執事雨宮が一服の清涼剤だった。
私と同じように血が苦手な人は勝ったという事実とエピローグだけ読めばいいと思う(^^;