いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



渚フォルテッシモ〈4〉 (MF文庫J)

渚フォルテッシモ4」城崎火也MF文庫J
渚フォルテッシモ 4 (4) (MF文庫 J き 2-4)

麻生渚は人魚と人間のハーフの女子高生。華やかな容姿の裏に怪力を隠す彼女は、浜森の町に現れる魔物を退治する正義の味方であるとともに、顔出しNGの覆面アーティストとして人気沸騰中のLILA(リラ)でもある。渚の秘密を全て知っているのは、同級生の山ノ上大地だけ――。そんな渚のもとに、芸能界デビューの話が舞い込んできた! あまり乗り気ではない渚は、なんとかロケ地に大地を付き合わせるのだが……。「お前、目立つの大好きじゃん」「なんですって!」時を同じくして、因縁の占い師の影も二人に迫る――! 急展開の人魚姫コメディ、第4弾登場!


渚さんがいい感じにデレてまいりました。いいですね、とってもいいですね。
デレ移行期もツンデレキャラの楽しみの一つだよなぁ。
と、渚は文句なしで可愛かったのだけど展開は随分と駆け足で淡白だった。
東京行ったり魔の海行ったりで大忙しだったのもあるが、それぞれのシーンが単発でダイジェスト版みたい。加えて伏線が素直すぎて先が読めてしまう。読みやすさ分かりやすさは売りではあるけど、たまにはあっと驚く伏線とか搦め手とか行間を読ませるとかそういうのが欲しい。