いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



もふもふっ珠枝さま!〈2〉 (MF文庫J)

「もふもふっ 珠枝さま!2」内山靖二郎MF文庫J
もふもふっ 珠枝さま!〈2〉 (MF文庫J)

学校でもあまり知る者のいない茶道室におわすは、現役神様の珠枝と元神様のマドカ。珠枝は稲村家の家神ながら智宏と一緒に高校に通って学校を守護している通いの神様なのだ。平穏な学校生活に思わずのほほんと先代のマドカとお茶話に興じているのだった。そんな珠枝のもとに、智宏のことが気になっているという女子生徒から相談を持ちかけられる。学校では生徒たちの面倒を見なければならない珠枝は、智宏の好きな女子のタイプを探ろうとするのだが……?
スローライフ妖怪譚スクールライフ編、のんびり順調に波瀾万丈!?


1巻2巻通じて『もふもふっ』は「あ〜ん」がテーマのようです。
女の子が無防備に口を開けて待っている姿に萌えるというわけですね、わかります。とてもよくわかります。
この本を読むと「あ〜ん」はそれをする娘によってだいぶ印象が変わることが分かります。
まずは珠枝。その小学生な容姿で「あ〜ん」をする姿はとても愛らしいです。父性本能がくすぐられます。
次に遼子。美少女の「あ〜ん」姿、いいですね。但し、姿形こそ高校生ですが妖怪としては生まれたてで言動が幼いので、こちらも反応するのは父性です。
そしてコヒロ。・・・まて、なんだこの可愛さは。普段寡黙な美女が隣で大きく口を開けて待ってるとか妖怪がいることよりもファンタジーじゃないか。しかも一度ならず二度までも、クワッ! 二回のうち一度は気づけよっ智宏! やってもらえなくて萎れてるコヒロも可愛かったけど、「あ〜ん」をしながら尾羽をパタパタするコヒロはそれ以上の可愛さだったに違いない、くそぅ。
さてバカ話はこの辺にして内容は、、、うん、コヒロが可愛すぎて内容忘れたw
前巻ではほとんどなかったハートフルな部分が戻ってきたし(憶えてるじゃないか、何よりコヒロが大活躍だったしで大満足な一冊。