いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



ねくろま。∞(インフィニティ) (MF文庫J)

「ねくろま∞。」平坂読MF文庫J
ねくろま。∞(インフィニティ) (MF文庫J)

フラグメントをめぐる問題が“とりあえず”解決し、ソリスたちの身にようやく日常が戻ってきた。……と思いきや、シェンファが学院を去る自分のために、学院だけでなく街中を巻き込み「偉大なる生徒会長シェンファ様お別れ会=紅蒼祭」を開催することに。高得点を獲得すれば豪華賞品が手に入るが、優勝の副賞としてソリスまで賞品にされてしまう! その上、クオンがうっかり紛失したフラグメントの数々が祭りの用具に紛れてしまい――。ソリスはフラグメントを回収しつつ優勝することができるのか!? 大人気の裸ブコメファンタジー、これが真の完結編!


アナ「三振! ゲームセット!!」
アナ「平坂投手、最後は素晴らしい投球でしたね、解説の○○さん」
解説「はい、完璧な配球でした。初球ヒロイン全裸で入り「いつもと同じか」と思わせておいてからの、ショタという変化球を交えての幼女、ようじょ、ょぅι゛ょ、の幼攻め。そして意識が完全に幼女に向いたところに、ど真ん中に全員全裸という剛速球を投げられては、打者は反応が出来るはずがありません」
アナ「最後の打者に投げた球は何だったんでしょうか?」
解説「魔球『中二病達の狂演』ですね。最後の最後にこんな魔球を隠しているとは私も想像できませんでした。圧巻です」


・・・ってバカだー!(オマエガナ


もうめちゃくちゃ。いや、ぐちゃぐちゃかなw
すんなり終わるはずは無いとは思ってたけど、ここまでのカオスは想像できなかった。
お気に入りは謎の幼女たちのひらがな会話。幼女たち黒いよー怖いよー
そんなお祭り騒ぎを飛び越えて酒宴の後の死屍累々みたいな状態だったのに、最後だけはきっちり大団円。なんてこの作品らしい終わり方なんだろう。いやー笑った笑った。
ねくろま。もこれで終わりか。ラブもコメディも突き抜けた素晴らしいラブコメだった。