聖剣騒動もひと段落し、夏休みも終盤に。夏期講習が始まった紫苑高校では、錦織がハラグロモード全開でクラスメイトの支持を集めまくっていた。そんな錦織の前にあらわれたのは生徒会長にして現在のトップ・松島美紀。美紀に迎合する気マンマンの錦織だが、美紀は錦織にこんな依頼を持ちかけてきた。「生徒会にあだなす魔王・輝夜真央を追い詰めるために、弱点を探ってほしい」――魔王に反旗を翻すことにやぶさかではないが、少しだけ戸惑っていた……はずの錦織だが、思わぬチャンス到来！ あの“手帳”を取り返すことができるかもしれないのだ！ 急展開（?）な第３式登場！
弱点の次は風邪ですか。なんてあざとい！ だがそれがいいｗ
強い女の子が弱ってる姿というのは、なんでこんなに可愛く見えるんだろう。
そして第３式にして初めてハラグロは本当にハイスペックだったんだと感じた。
自ら「はい、アーン」だと？ その前のお着替えイベントもその後のお泊りイベントも問題なくこなしてしまうとは・・・なんて恐ろしい。
でも、そのスペックはラノベの主人公としてどうなんだ？ ギャルゲの主人公のもののような（妹もいるしね！）
まぁ慌てふためいてくれないのが少し面白くないが、おかげで従順な真央というレアキャラが拝めたからいいか。
日常会話では六道と錦織のボケとツッコミが相変わらず面白い。新加入の米倉にはもうちょっと存在感を・・・というか今回は看病イベントのインパクトが強すぎて他の印象が薄いよな。
他にも生徒会の人たちが出てきたり、最後に恒例の真央の能力？事件があったりしたけど、良くも悪くも看病イベントが全て持っていった３巻だった。
次もどうやって真央を弱らせてくれるかに期待・・・え？そういう話じゃない？
