いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第91回全国高校野球選手権大会 第6日

第1試合
PL学園(大阪) 6−3 聖光学院(福島)


PL学園が効率的かつ効果的な攻撃で打ち勝った。
特筆すべきは点を取られた後の攻撃の集中力。相手の投手が力みから球が上ずったところを逃さず、長打で聖光学院がとった得点を上回り、普通に取った点以上のダメージを与えた。
聖光学園のエース横山はPL相手に11奪三振で点を取られた回以外はほぼ完璧に抑えたが、味方が点を取った直後は抑えなければという意識が強すぎて力んでしまったのが悔やまれる。



第2試合
明桜(秋田) 2−3x 日本航空石川(石川)(延長12回)


我慢比べのような試合は日本航空石川の粘り勝ち。
序盤は明桜ペース。初回2本の長打などで2点先制するとその後も押し気味に試合を進める。しかし3回5回とチャンスを逃すと流れが日本航空石川へ。しかし日本航空石川も5回に同点に追いついた後のチャンスをミスで潰すなどペースを掴みきれず、6回からは試合はこう着状態に。
勝負を決めたのはミス。延長12回裏、明桜にエラーが重なりサヨナラ。
日本航空石川は県大会同様の粘りで勝利をもぎ取った。ある意味理想の試合展開だったのかもしれない。明桜としては延長12回のミス連発も痛かったが、前半にチャンスで追加点が奪えなかったのが痛かった。



第3試合
日本文理(新潟) 4−3 寒川(香川)


飛び抜けた選手のいない良くまとまったチーム同士の互角の試合だったが、投手力、打力共に少しだけ日本文理の方が上手だった。結果もそのとおりに。
エラーはあったが四死球の少ない締まったゲームだった。



第4試合
立正大淞南(島根) 1x−0 華陵(山口)


よく言えば守りあい、悪く言えば決定力不足戦。
両チームのエース共にそこそこの好投手ではあったが、三者凡退が立正大淞南は7回のみ、華陵は6,8回の2回だけと共にチャンスは作った。しかし、どちらも後一本が出ず得点に至らないまま9回へ。
試合を決めたのは立正大淞南のレフト後藤。9回表1死2塁のピンチでレフトへの長打性のあたりをダイビングキャッチするスーパープレイでピンチを救うとその裏、その勢いをそのままにサヨナラホームラン

おめでとう。明日の地元の新聞の一面は君で決まりだ!w