いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第91回全国高校野球選手権大会 第7日

第1試合
東農大二(群馬) 2−1 青森山田(青森)(延長10回)


昨日の第4試合と似たようなランナーは出るも得点が入らない焦れる展開の試合は、終始押し気味に進めた東農大二が押し切った。
東農大二は12安打で2得点と拙攻と言われても仕方が無い内容だったが、チャンスを潰し続ける間に相手に流れを渡さなかった守備力は見事。青森山田も再三のピンチを凌いだ守備力は良かったが、何度かあったチャンスをものに出来ず流れを引き寄せられなかった。


第2試合
敦賀気比(福井) 1−5 帝京(東東京)


帝京が序盤のリードを生かして3回戦へ。
序盤3回までの展開ではもっと一方的な試合になるかと思われたが・・・。
帝京は序盤は走攻ともに活発でさすが帝京と思わせる試合内容だったが、後半は走塁ミスが目立ち追加点なしと課題が残る試合になった。
敦賀気比は後半粘ったが前半の失点が大きかった。正捕手が怪我で不在だったことも響いた。



第3試合
樟南(鹿児島) 1−3 九州国際大付(福岡)


九州国際大付吉岡、納富の二投手と樟南空地の投手戦。
九州国際大付の二投手は打たせてとる、樟南空地は低めの変化球で三振を取るピッチングで相手に得点を与えない。
緊迫した試合を決めたのは九州国際大付4番榎本の一発。樟南空地の数少ない失投を見事に捕えて勝負を決めた。樟南としては思い通りに接戦に持ち込んだまでは良かったが、九州国際大付の両投手に僅か4安打しか打てなかったのが誤算だった。



第4試合
明豊(大分) 4−0 西条(愛媛)


明豊が西条の拙攻もあり完勝。
明豊の先発野口は3回までは毎回ヒットを打たれる苦しいピッチングだったが、そこを切り抜けると内野ゴロの山を築く持ち味十分な投球疲労し完封勝利。打線もコントロールの悪かった好投手秋山を後半できっちり捕え、野口を援護した。
一方の西条は3回までのチャンスを全て潰し流れを明豊に明け渡すと、その後は打線が完全に野口に手玉にとられる。スライダーを引っ張りにいって引っ掛けて内野ゴロ、スライダーばかり狙って甘いストレートを見逃して三振と、全く何の工夫も反省も無いバッティングで調子が悪いながらも何とか抑えてきた秋山を見殺しにした。



本命に推した西条だったが、何とか勝った初戦と言いこの試合と言い打線がここまで淡白だとは思わなかった。
最後の最後まで引っ張って内野ゴロばかりの姿に正直腹が立った。低めのスライダーを引っ張ったら内野ゴロになるのは目に見えているのに、何故センターから逆方向にという意識が無いのか? 監督は何の指示もしていないのか? こんなバッティングでよく県大会で勝ってこれたなと逆に感心した。