いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



サムライガード4 命を懸けた殺死合 (GA文庫)

「サムライガード4 命を懸けた殺死合」舞阪洸GA文庫
サムライガード4 命を懸けた殺死合 (GA文庫)

「正体を隠す必要はないさ。君たちにはここで死んでもらうからさ」
今はもう使われていない、大蝦夷学園の古い建物内。そこには武器の密造工場と、なんと一乃関教士の姿があった!
「学園長を攫えば何かしら動きを見せるだろうと踏んだけどさ、大正解だったさぁ」
事態が急速に展開するなか、学生捜査官のカタリーナは、愛香たちはどう動く!? はたまた一乃関教士に攫われた学園長の運命は――!?
「……それが学園長殿の血だとすれば、すでに手遅れだと思うのでございます」
蝦夷編クライマックスで贈る、『サムライガード』第4弾。


この本の厚さ、密輸組織との大決戦か? 今度こそがっつりとストーリーが? とか夢想しながら読み始めたわけですが・・・
はい、半分ほど無駄話でした。これはもう流石としか言いようがw
まぁその無駄な会話が面白いシリーズだからいいんだけど。
その流れのぶった切り具合やシリアスを崩す脱力感は相変わらずで面白かったが、今回は面白いが可愛げのない女性陣の中で毬藻に微かに萌えを感じられたのが一番の収穫かもしれない。晴海と一緒にいた時間が長かったこともあり、口数や表情も大分増えたのも良かったし、マジで拗ねた時はなかなか可愛かった。今度は愛香・・・は無理か、あの性格だしw
そんなこんなで意外とあっさりと大蝦夷編が終了。次はどこ行くのかな?