いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第91回全国高校野球選手権大会 第10日

第1試合
県岐阜商(岐阜) 6−3 PL学園(大阪)


県岐阜商が完勝といっていい内容でPL学園に勝利。
県岐阜商は序盤に長打でリードを広げると、その後は点を取られてもその裏必ず点を返し相手に流れを渡さない理想的な展開。投げてはエース山田が低めでゴロを打たせる丁寧なピッチング。中盤は球が浮き痛打される場面もあったが、7回ホームランを打たれた後に再び立て直し3失点で完投。
PL学園としては点を取った直後に投手陣が踏ん張れなかったのが痛かった。



第2試合
日本航空石川(石川) 5−12 日本文理(新潟)


毎回の20安打の猛攻で日本文理が快勝。
日本文理日本航空石川の先発栗本の不安定な立ち上がりを攻め2回までに9安打の固め打ちで7点を取ると、その後もホームランで中押し、スクイズでダメ押しと大技小技を絡めて計12得点。投げてはエース伊藤のスライダーが冴え渡り13奪三振で完投勝利。
日本航空石川は9回に持ち味の粘りの片鱗を見せたが点数差が大きすぎた。



第3試合
立正大淞南(島根) 4−2 東農大二(群馬)


立正大淞南が堪えて堪えて勝利を引き寄せた。
立正大淞南は初回こそインフルエンザの影響で守備位置を変更せざるを得なかった影響が出て2エラー1点を失ったが、その後は毎回のように出るランナーを堅い守備で守りきる。すると8回3連続四死球などで同点に追いつくと、9回2アウトからの3連打で勝ち越して逆転勝利。
東農大二立正大淞南を大きく上回る10安打を放ちながら2点どまり。チャンスを逃し続けたことで相手に流れを渡してしまった。


あれ?インフルは新型だったの? 昨日のスポニチだと新型じゃないように書いてあったぞ。



第4試合
帝京(東東京) 4−3 九州国際大付(福岡)


予想外の投手戦、そして強豪校らしからぬミスの応酬の試合は帝京のサヨナラ勝ち。
6回にエラーとワイルドピッチで九州国際大付が追いつけば、九州国際大付が2点リードの8回に今度は帝京がこちらもエラーとワイルドピッチで同点と悪い意味でどちらも譲らない展開に。
試合が決まったのが9回裏。九州国際大付の納富が四球でこの試合始めての先頭打者のを許すと、結局そのランナーがサヨナラに繋がった。
どっちもどっちだったが、エラーや四死球が後半に固まってしまった九州国際大付が負けた。
それにしても地方大会で強打を誇ってきたチームが打てない試合が目立つ。