いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED」賀東招二(ガガガ文庫)

コップクラフト (ガガガ文庫)
コップクラフト (ガガガ文庫)

ティラナ・エクセディリカ。異世界から来た見習い騎士。常識不足、白皙の美少女。ケイ・マトバ。サンテレサ市警の敏腕刑事。猫アレルギーの不器用な男。超空間ゲートで異世界とつながった都市サンテレサで、二人に命じられた合同捜査。ことあるごとに対立し、罵りあいながらも、マトバとティラナは共通の敵を追っていく。次第に二人の間には、奇妙な信頼が芽生えていき……。『ドラグネット・ミラージュ』(竹書房刊)が大幅改稿で完全復活! 痛快無比のポリスアクション!


言いたいことは一言だけだ
なぜひんぬーにしたし
orz


ドラグネット・ミラージュ』(ゼータ文庫)のリメイク版。
あらすじには大幅改稿とあるがティラナのEからAへの変更に伴う改稿以外は大きな変化はない模様。(細かいところでは1kmが500mになっていたり八分署が七分署になったりしているが)
それでもティラナのキャラ変更と挿絵の印象含でハードボイルドだった雰囲気が大きく和らいでいる。・・・ハードボイルド好きには残念な仕様だ。
それにしても村田蓮爾氏のマトバは渋くてカッコよすぎるな。前のくたびれた雰囲気のあるマトバの方が合っていたような気がする。ティラナは今作の方が好み(一部除くw
挿絵といえば挿絵を入れるシーンのチョイスは前作の方がいい。まあ、わざと同じシーンは避けたのかもしれないが。
と、どちらかといえばリメイク前の方が好みなのだが、文句なしに面白いシリーズだし売れれば続刊が出るらしいので、3巻を気長に待ちますか。



売り上げを上げるには早くフルメタを書き上げてあとがきで宣伝すればいいと思うのですが、いかがでしょうか?(苦笑