いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「きゅーきゅーキュート!11」野島けんじ(MF文庫J)

きゅーきゅーキュート! 11 (MF文庫J の 2-19)
きゅーきゅーキュート! 11 (MF文庫J の 2-19)

「バレンタインデーには好きな男の子に女の子がチョコレートをあげる慣習があるらしい」。そんな話を耳にしたキュートは、理刀のためのチョコをつくることを決める。一方、同じ話を聞いた魔界の第二王女・ササラ姫も理刀へのチョコをつくろうとするのだが、フォンターナ家の九女でいたずら好きのテンペランスが「食べた人の願望を現実にする」というとんでもない魔法の粉を材料に混ぜてしまい――。理刀の新妻になった黒媛、積極的で大胆になった巴、そして魔力がパワーアップしたキュート……。うれしいような困るようなパニック連続の大人気異種間恋愛ファンタジー第11弾!


新妻黒媛がかわいすぎる!!!
うん、正直これだけで満足したw


バレンタインデーをダシにしたキス回。
とある上条さんが右手ですることを唇でするとは、、、なんて羨ましいw
でも、黒媛のイベント以外は割とあっさりめ。
SSに続き黒媛が優遇されているのは嬉しいのだけど、巴のエピソードは最後までちゃんと読みたかった。あと、メインヒロインのはずなのに甘いエピローグのないキュートの扱いは流石に気の毒な気がしてきた。というか、終わり方が中途半端なのはなんでだろう? 
最後のリイザは次には関係なさそうだから(薬の効果は人間でも5分てあったし)、次はキュートメインでシリアス路線か?