いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「パーフェクト・ブラッド9 The Last Chapter」赤井紅介(スーパーダッシュ文庫)

パーフェクト・ブラッド 9 The Last Chapter (パーフェクト・ブラッドシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
パーフェクト・ブラッド 9 (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-11)

大魔女エウプロシュネが、ついに目覚めた。彼女は強大な魔力で、地球上の生命を滅ぼそうと動きだす! 世界各地に巨大な金属の獅子が出現し、全てを破壊し始める中、互いの想いを確かめ合った裕樹と透華は、新たな仲間とともに命がけの最終決戦に挑む! そこで裕樹たちが見た世界の真実とは!? そして、裕樹が秘めた最後の手段とは! 魔法と恋の人気シリーズ、感動のクライマックス!!!


激し(くて何をやっているかよく分からな)い最終決戦とベッタベタな大団円エピローグな最終巻。
イチャイチャがなかったorz
透華の可愛い姿を読めればそれで満足だったのだけど、一緒にいる時はほとんど戦っていたし、二人だけというシチュエーションもなしと、そういう姿を見せるところがほとんど無かった。最後はすでに少女の透華じゃなかったし。そもそもツンデレはデレ後を読んでもデレ移行期を読んでいる時ほどは楽しくないのだから、せめてイチャイチャしてくれないと、ニヤニヤ出来ないじゃないか・・・。
叫び声と効果音ばかりの最終決戦と普通すぎるエピローグには触れない方向で。
このシリーズ、序盤は面白かったのに終盤の失速が凄かったなぁ(^^;