いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ゴミ箱から失礼いたします3」岩波零(MF文庫J)

ゴミ箱から失礼いたします 3 (MF文庫J)
ゴミ箱から失礼いたします 3 (MF文庫 J) (MF文庫 J い 3-3)

なんか色々あって「ゴミ箱から出られなくなる」という意味不明な生活を送っている僕こと小山萌太は、クラスメイトの河原彩音の待ち合わせ場所に急いでいた。というのも、彩音とデートをする約束をしたためだったからだ。でも今日の僕はちょっと違う。なんと自分の足で歩いているのだ! 妖怪封印の箱を使わせてもらえなかったから、1時間の時間制限があるけれど。そんなわけで1時間限定デートに出かけたけれど、無事に終わるはずもなくて――。新人賞受賞の残念妖怪満載コメディ、ゴミ箱から華麗に第3弾!


あ、妹さんの参戦は無いんですね・・・。お姉さんもほぼ2巻のゲストキャラ扱いなんですね・・・。
赤星姉妹の扱いの軽さに泣いた;;


お気に入りのキャラが活躍しなかったからと言うわけじゃないが、いまいち楽しめなかった。
う〜ん、このシリーズこんなんだったっけ?
独特の緩さは健在だけど、シュールさとかキワモノ感がごっそり抜け落ちてしまった印象。例えるなら気の抜けたラムネ。
しかも、今回はその緩さが悪い方に出てしまった。救出作戦であんなにだらだらしてるのは無しだろう。これまでは緊張感のあるところはしっかりしてたように思うんだが、どうしてこうなった?
次もありそうだけど、氷柱一択っぽいからもういいかなと思い始めている。