いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「僕は友達が少ない(4)」平坂読(MF文庫J)

僕は友達が少ない 4 (MF文庫J)
僕は友達が少ない 4 (MF文庫 J ひ 2-22)

夏休み明けに衝撃的な出来事があったものの、羽瀬川小鷹は相変わらず友達のいない学校生活を送っていた。一方隣人部では、夜空に触発されて他の部員たちまでイメチェンに挑戦したり、手つかずだった小鳩の夏休みの宿題をみんなで手伝ったり、BLアニメを鑑賞したりと、これまでどおりの残念で賑やかな日常が繰り広げられるのだった。しかし、一見前と変わらない様子の夜空が、たまに可愛い素振りを見せることが……。これはもしかして――デレ期? 一方星奈の父・天馬と小鷹の仲も深まったり――。大人気残念系青春ラブコメ第四弾、僕たちの熱く残念な季節は終わらない!


今回の残念賞(残念な人たちが集まる隣人部の中でも特に残念な言動を晒してくれた人に送られる大変名誉ある賞)はダントツで星奈さんでした!
再びの吹っ切れ音読とか盛りとかめっちゃ笑った。うん、、、でもあの私室の様子は流石に引いたw
残念と言えばマリアの姉のケイトの残念さもなかなか。この姉にしてこの妹ありか。多分マリアの家族はみんなこんな感じなんだろうな。
それはそうと小鷹がリア充すぎる。
なんで揃いも揃ってみんな小鷹ラブなんだよ。くそっ爆発しろ!
そんなラブ度が高め(幸村含む)な中、夜空の可愛さが際立っていた。前回の衝撃のラストがあっさり流されてしまったは残念だったが、その後の赤面回数の多さにニヤニヤ。やけにキスに御執心な姿にもニヤニヤ。話の流れは星奈ルートだけど、これは逆転が期待できますな!
ラストは・・・まぁ相変わらずでw これも次の初めでさらっと流されるんだろうなー。
今回も面白かった。残念さはそのままにラブコメ度が高まっていて大満足。次も楽しみ。