いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「カンピオーネ! VII 斉天大聖」丈月城(スーパーダッシュ文庫)

カンピオーネ! 7 斉天大聖 (カンピオーネ! シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
カンピオーネ! 7 斉天大聖 (集英社スーパーダッシュ文庫)

祐理の妹・ひかりの身体をのっとったまつろわぬ神、斉天大聖・孫悟空
日光の街を自らの王国へと変貌させる神に対し、羅濠教主との戦いで既に満身創痍の護堂に打つ手は!?
そして、ついにこの地に姿を現す第三の魔王、ジョン・プルートー・スミス。
冥王が護堂にもたらすものは勝利か破滅か!?
神と魔王が相討つ戦いがいま全てを薙ぎ払う!!


孫悟空を筆頭とした西遊記な神々対3人のカンピオーネという過去最大のスケールで送るシリーズ第7巻。



「すごいねー。もう男前すぎて、何て言ったらいいかわかんないや」
恵那のこの一言に尽きる、まさにハーレム王護堂無双。
まずはいつもの3人+恵那。
混浴だけでもかなりのニヤニヤものだったのに、その先にもっと凄いものが。なんなのこの乱k(ry いいぞもっとやれ! しかもハーレムが既成事実化されてるし。ラブコメなのに自他共に認めるハーレムを形成してしまう主人公、流石護堂さんやで。
最後に予定通り一人追加され、次以降どんな爛れた道を進んでくれるのか目が離せない。
お次は流石にこの人はないよな、と思っていた羅濠教祖。
・・・て、あれ? 簡単にデレたー! しかも護堂のあしらいがうめー!!
基本が唯我独尊な人なので、弟が可愛くて仕方が無いダメなお姉さん姿がやたら可愛らしい。もう一人のアニーさんは絡みが少なくて一応“無事”だったけど、この人も次に会ったら落ちることは確実だなw
まつろわぬ神3vs神殺し3の最終決戦の激しさも見応え十分・・・なはずだったんだけど、そこまでいく過程が凄すぎておまけと化してた気が(^^;
驚きとツッコミどころのオンパレードで、めちゃくちゃ面白かったけどちょっと疲れた。
今回は護堂さんの本気、見せてもらいました。護堂さんマジパネェっす。