いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「星刻の竜騎士 II」瑞智士記(MF文庫J)

星刻の竜騎士 (2) (MF文庫J)
星刻の竜騎士 ? (MF文庫 J み 4-2)

アッシュとエーコの活躍で屍灰竜による襲撃を退け、落ち着きを取り戻した学院都市アンサリヴァン。街を救った謎の騎士(=アッシュ)は〈銀麗の騎士〉と呼ばれ、女子生徒たちの間ではファンクラブまでできていた。「あわよくば〈銀麗の騎士〉の子胤を授かろう、などという魂胆も窺われる」「こ、こだっ――!」……が、アッシュにとってはいい迷惑。一方、シルヴィアの姉であるヴェロニカ第一王女がアンサリヴァン市を訪れるという報せが入った。だが、それを聞いたシルヴィアは、突然脅え出してしまい……!? 美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、進撃の第二弾!


シルヴィア成長回。
というより、読者含め姉ヴェロニカに振り回されているだけだったような気もしなくも無いけど(^^;
ヴェロニカの傍若無人に辟易しながらだったけど、随所にシルヴィアの可愛らしい姿が拝めたのは良かった。
それより気になるのが、2巻で早くもペースダウンしたこと。
ミルガウス=帝国側に動きはなく、戦争間近というムードもなくなり、さらに普通のキャラ萌え小説になった印象。1巻の方が緊迫感やワクワク感があった。
予定通りなのか売れたからかのかは知らないけど、長期化しそうだな。