いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「東京レイヴンズ2 RAVEN゛s NEST」あざの耕平(富士見ファンタジア文庫)

東京レイヴンズ2 RAVEN゛s NEST (富士見ファンタジア文庫)
東京レイヴンズ2  RAVEN゛s NEST (富士見ファンタジア文庫)

教室中から突き刺さる、視線、視線、視線。好奇と、僅かな敵意。級友から向けられるいくつもの視線に春虎は気圧される。けれど――
――バカ虎!
迷いのない、まっすぐな瞳。自分を見つめる幼なじみの少女――夏目の姿に、春虎は自分を取り戻す。
闇鴉たちを育成する陰陽師育成機関、陰陽塾。夏目の式神として生きることを決めた春虎は、東京の陰陽塾に転入する。しかし、そこで春虎を待っていたのは、『しきたり』により男装した夏目と、土御門に冷たい塾生たち――そして、二人を付け狙う呪術界の闇だった!? 時を越える陰×陽ファンタジー、学園編スタート!


今回から東京で学園編。
そんな訳でレギュラーメンバーの紹介と学園および陰陽師の常識の説明がメイン。事件の方も夏目と春虎の置かれた状況がよく分かり、先が楽しみになる内容ではあるけど、事件そのものは1巻よりもだいぶ大人しい。
1巻が序章で2巻からが本当のスタートといったところかな。この巻を基礎にしてシリアスな長編とコミカルな短編が展開されていくんですね、わかります。
さて、レギュラーメンバーになりそうな新キャラはと・・・
狐耳幼女ktkr!
思わず触ってみたくなるもふもふ感といい、妙ちきりん性格といい申し分なし。素晴らしいマスコットキャラですね!
他はお嬢様キャラの京子は微妙で絶妙な立ち位置が今後楽しみ。天馬は・・・コメディ用の軌道修正係?(マテw
この巻単体だと1巻より盛り上がらなかったが、状況やキャラが色々と揃ってきたので次からが楽しみ。



・・・あれ? 秋が付くキャラ出なかったね。