いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「蒼穹のカルマ7」橘公司(富士見ファンタジア文庫)

蒼穹のカルマ7     (富士見ファンタジア文庫)
蒼穹のカルマ7 (富士見ファンタジア文庫)

主人公の設定:〈黒衣の聖騎士(ダーク・パラディン)〉ヴァリアルド・ヴァン・シュナーヴェル。幼い頃、両親を冥王に殺され、復讐を誓う。必殺技は闇黒力(ダークパワー)を剣にまとわせて放つ闇黒光龍閃(ダークフェイザード)。……中学時代の私は何で、コマンド入力まで書いていたんだろう。
ヒロインの設定:〈常闇の魔剣士(ブラック・ソーダー)〉リヴェエラ・ヴェール。ヴァルジャーノン。……今考えてみると本当に『ヴ』が多い。
でもそんなことより一番気になるのは、何で私の小説『ダークパラディン伝説』の表紙があの鷹崎駆真に似ているキャラなのよ!
時代は彼女を待っていた、新進の鬼才・鳶一槙奈が贈る次世代エンタテインメント!! あなたの探している7巻はこれだぜ。

槙奈は作家先生に駆真は赤ちゃんにの7巻。



痛い、痛すぎる・・・お腹がw
槙奈先生マジお疲れ様でした。ゆっくり休んd・・・え、無理? 精神的に? ですよねー
黒歴史の内容の痛さもさることながら、それをネタに弄られ続ける槙奈の扱いの酷さに笑いが止まらない。これほど壮大なスケールの酷いイジメは他では見たことがない。流石は『蒼穹のカルマ』(もちろん誉め言葉
さて、前回のラストで記憶喪失になり、今回さらに退化して赤ん坊になった駆真さんはというと・・・って待て駆真。ぜっっったいに初めから記憶なくなってないだろ。ミルク前からはっきりと自覚あるだろ。ボソッと素に戻るところで毎回吹くからやめてくれw 目を覆いたくなるほどのやりたい放題。ラノベ界屈指の底辺主人公は健在か(たぶん誉め言葉
そんな相変わらずカオスな内容でもストーリーはちゃんと進んでいるという不思議。これはもう橘マジックとでも呼んだ方がいいのかもしれない。
今回も大いに笑えて面白かった。大きな危機は去ってしまったわけだけど次はどうなる?



槙奈の話の後半は水なんとかさんをディスってるような気がしたのは気のせいじゃないよなあ。