いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「かぐや魔王式! 第10式」月見草平(MF文庫J)

かぐや魔王式!第10式 (MF文庫J)
かぐや魔王式!第10式 (MF文庫 J つ 1-22)

輝夜とキスを――! 文化祭の演劇が間近に迫っているにもかかわらず、輝夜の記憶は未だ戻らないまま。しかも、錦織の裏の顔が美紀たち生徒会メンバーにバレてしまい大ピンチに! さらに文化祭デートに向けて、女の子たちのアプローチも積極的になっていき……!? 激動の人間関係の中、錦織たちは、輝夜の記憶を元に戻すため、彼女のルーツを探り始める。その中で、ある少女の存在にたどり着くが……。 果たして輝夜の記憶は戻るのか? どうする錦織!! どうなる輝夜の新世界!? 感動のフィナーレに向けて、腹黒少年と魔王少女が起こす最後の“奇跡”を見届けよ!


最終巻。
普通だ。すっごい普通だ。
いやまあ、ヒロインの数が多いラブコメとしては定番の最終巻であり綺麗な終わり方であるとは思うんだけど、閣下なら何かやらかしてラクルを起こしてくれるのではないかと、期待していたいたのに。
なまじラストの前のシーンがファンタジーで派手だった分、最後の普通さが輝夜らしくなく映ってしまう。
それでも最後にもう一度「破廉恥カンカン」が炸裂してくれた時は、スッキリしたけどね。
10巻続いたこの作品もついに完結か。メインヒロインの性格がぶっ飛んでいたけど、基本的には真っ当なラブコメで気楽に楽しめた。どのヒロインも錦織との距離があまり変わらないまま終わってしまったのがちょっと心残り。



人気投票に一言
米倉が7位とかどう考えてもあり得ない。
と思いつつ、読書メーターに一言感想上げに行ったら、同じような意見ばかりでちょっと笑ったw