いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「花×華 (7)」岩田洋季(電撃文庫)

花×華(7) (電撃文庫)
花×華(7) (電撃文庫)

「きちんと、仲良くすごすからっ」「最高の夜にしてみせますからっ」
『──夕くんとの、ふたりきりでの、クリスマスイブを?』
様々な想いを抱えたまま、クリスマスの季節がやってくる。二人の“はな”が願うのは、夕と二人っきりで過ごす最高の聖夜。それはすなわち、どちらを選ぶのかの答えにも直結する大問題……。
花が提案するのは、観劇にディナーにライトアップの中のデート。
一方、華さまは雪山でスキーで叔父の別荘にてお泊まりデートで。
映像編集が終わったら答えを出すという課題も一旦山積みのまま、いきなり突入していく聖なる夜の行方は──!?


クリスマスだよ、かわりばんこデート編。華さま22〜23、花24。
華さまの方が長かった!(作中の時間もページ数も) 邪魔も入らなかった!! 
でも濃かったのは花の方だな。。。
奇数巻は基本的に花回が多いから仕方ない。しょうがない。次があるさ。
それでも、二人の間に流れる空気は華さまの方が落ち着いてた。密着率も高かったし。花は初々しいけど前進が見られなかったよ、うん(希望的観測
と、どちらが有利かという考えても仕方がないことで一喜一憂してるのは進展がないからなんですがね。
映像編集終わらなかったし、夕がどちらかに傾いたわけでもないし。というより、血の問題を先に決着させる流れになったから、後退ではないけど遠回りになったような。
あと、前巻に引き続き一年生ズのウザさが異常。囃し立て役は知佳一人で充分ですのでご退場ください。
展開的に後1巻じゃ終わりそうにない。9巻に二人表紙で終わりか、切りよく10巻か。どちらにせよ夕の答を待つのみです。