いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「ロウきゅーぶ! (14)」蒼山サグ(電撃文庫)

ロウきゅーぶ! (14) (電撃文庫)
ロウきゅーぶ! (14) (電撃文庫)

クリスマス直前。昴に振ってきたのは、養護教諭・冬子とのお見合い騒動だった。慧心女バスメンバーと一緒に冬子の実家の温泉旅館に向かう昴だったのだが──
「ふぁう、昴さんのお顔がすぐそばまで」
「ど、どうして、キ、キスしようと……」
「うへへ、ぽよぽよであったいですなー」
「おー、ひなもおよめさんごっこしたい」
「はぅ、服を着てないと風が冷たくて…」
……はたして昴の運命やいかに!?
美星からのクエスト、胸騒ぎの体育祭、慧心学園&七芝高校の文化祭など、5人の魅力がいっぱい詰まった短編集!


最終巻の後日談短編集……だと思って買ったのに雑誌連載分の消化(+書き下ろし一編)だけで、まだ続くのね。
ロウきゅーぶ!の短編はバスケ成分が極めて薄くなるので、バスケだけを目的として読んでいる自分には楽しめるところが少ない。というより、ロリ押しすぎて引く。
次はどうしようかな。卒業は読みたいけど、正直バスケが無いと読むのがしんどい。



◇慧心がーるず・とらべりんぐ!
内容:ミホ姉の誕生日会開こう!……あれ?
子供をワクワクさせる企画力、さすがは小学校の先生。
紗季のそれは要らなかったが、それ以外はいい話だった。




◇胸騒ぎの体育祭っ
内容:慧心学園初等部体育祭 
竹中視点=昴がいないだけで急に爽やかになった感じがする。
いかに昴が小学生を“意識して”見ているかがわかる。




◇こどもの国のアリス
内容:慧心学園初中等部文化祭
……うわぁ
小学生の接待を賭けてなりふり構わずあっちむいてホイッをする大人たちの図からオチのショタまで、ハイレベル過ぎてついていけねーっす、センセー。やっぱ小学生は最高だとのたまう人は違うなー(遠い目
葵さん。これはもう「男ってバカ」で済まさずに、いい病院を探した方がいいかもしれませんよ。




◇小学生と文化な祭り
内容:七芝高校文化祭
かえでちゃんの挿絵が無い。訴訟。




◇温泉決戦大作戦!
内容:ある事情によりロリコン保険医の彼氏のフリして温泉へ。
やっと出たバスケ成分。ここの2ON2は良かった。短かったけどここだけは良かった。
他は……まあ……保険医の父が不憫で泣ける話かな、多分。