いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ11」鈴木大輔(MF文庫J)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ11 (MF文庫J)
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ11 (MF文庫J)

人生初の『朝帰り』によるドタバタはもう語り尽くす事が出来ないのだけれど、それはまたしても本を読んでもらうしかないとして、ついにリリアナ祭がスタートした。僕のミッションは銀兵衛主催イベントの手伝い、那須原さんが企画した『アナとあっきー夫婦漫才ショー』の出演、そして秋子が運営する『新藤光一郎サイン会』の対処だ。他にも随時、実行委員のヘルプや生徒会メンバーとしての役割もあることだろう。さらにもっとも厄介なミッションが、僕が関わりたくない人間ナンバーワンである鷹ノ宮御幸さんをおもてなしすることだった。さらなる波乱が巻き起こるブラコン妹ラブコメ第11弾! 本当に大変な事になっているから詳しくはページをめくってみて!


銀ちゃんはテンパってもこんなことする子じゃないやい!(願望


リリアナ祭本番一日目。
前巻ラストの朝帰りから続く秋人の窮地を救った会長の機転には感心したのだが、ポジティブな感想が出てくるのはここだけ。
その後はグダグダ。
リリアナ祭の出し物の最終準備中に秋人に迫る女性陣。それを逃げの一手の秋人が引き伸ばし、ありさの姉・御幸が乱入して有耶無耶にし、その後の出し物は失敗。この流れが3回繰り返される。笑えず萌えず微妙な空気だけがながれるという悲惨な状態に。しかも、銀兵衛とアナスタシアは言動がらしくないし、逆に秋子は大人しいしで、キャラのアイデンティティが崩壊しちゃってる。
う〜ん、これはちょっと。作者もう飽きてない?