報徳学園が初回に4点をあげると、2回からは0が並ぶ息詰まる投手戦に。そして試合の流れが膠着したまま最後まで。
エースの負担を少しでも軽くしようとした前橋育英の采配が完全に裏目に。
第二試合
福岡大大濠(福岡) 1−1 滋賀学園(滋賀)(延長15回引き分け)
引き分け再試合。
熱戦だったのは間違いないし、選手たちには賛辞しかないが、福岡大大濠の監督の無策さには腹が立った。それでなくても打てるチームではないのに。
まずは3回までに併殺1で6残塁。その後は試合が膠着しているのに、ランナーが出たらクリーンナップだろうがバカ正直に送りバント。1回戦ホームラン2本の当たっている樺嶋に下手なバントを命じて失敗し自ら流れを止めること2回。もうちょっと工夫や勇気がある監督なら福岡大大濠が普通に9回で勝っていたと思う。
第三試合
健大高崎(群馬) 7−7 福井工大福井(福井)(延長15回引き分け)
打の福井工大福井と走の健大高崎がお互い譲らず、史上初の2試合連続引き分け再試合。
9回までは点の取り合いのゲームだったので、延長戦で1点も入らないとは思いもよらなかった。延長での両チームの守備の集中力が凄かった。