第99回全国高校野球選手権大会 第５日

第一試合
滝川西（北北海道）　３−１５　仙台育英（宮城）

仙台育英が長打攻勢で滝川西を粉砕。
しかし１５点にもなってしまったのは滝川西の守備にも原因がある。一方的な試合でも昨日の米子松陰の様に「よく頑張った」になるか、観ていられない試合になるかは、アウトにできる打球をちゃんとアウトできるかどうかだと思う。

第二試合
日本文理（新潟）　９−５　鳴門渦潮（徳島）

日本文理が３番川村の二打席連続ホームランなどで２回までに付けた７点のリードを生かして逃げ切り勝ち。
序盤は２試合連続で気の毒な試合になりそうだったが、鳴門渦潮の打線が盛り返し一方的な試合にはならなかった。よかった。
両チームの差は点を取った後のチャンスにもう一本出てか出なかったかの差。良く言えば日本文理の守りが粘り強かったという事だろう。

第三試合
北海（南北海道）　４−５　神戸国際大付（兵庫）

神戸国際大付が６番谷口の二打席連続ホームランで逆転勝利。
ストレートが速い右腕が先発で、キレで勝負する左腕がリリーフ。そこそこの好投手相手では振りまけない力のある打線。高いレベルでまとまった似た者同士の好チーム同士の接戦で、とても観応えがあった。ナイスゲーム。