いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第101回全国高校野球選手権大会 第14日

勝戦
履正社(大阪) 5-3 星稜(石川))


センバツで奥川に3安打完封された悔しさをバネに練習してきた履正社が、見事リベンジを達成! 初優勝で大阪勢の連覇を達成した。
履正社は自慢の打撃はもちろん、ノーアウトのランナーを確実に進める堅実さや守備でも隙が無かった。
一方の星稜は決勝の緊張感からか守備に走塁にとミスを連発。相手を上回る13安打を打ちながら3点止まり。不調のエース奥川を助けられなかった。


1回表、四番井上をすっぽ抜けのスライダーで見逃し三振。この時点で星稜の負けを確信した。
奥川はストレートの平均球速は5km/h近く遅い上にシュート回転が多く、一番の武器のスライダーのコントロールがままならない。6回からは目に見えてスタミナ切れと、本調子からは程遠かった。休みが足りなかったのか、なまじ中1日あったから悪かったのか。それでも失点を3回と8回の5点に抑えたのは流石エース。今日の調子なら10点以上取られてもおかしくなかった。
なのに打線が、ヒットを打っても点は入らない2回戦までの拙攻チームに逆戻り。何故こうも点を取るのが下手なのか。
結局、星稜は投げる打つは超高校級でもそれ以外は凡チームで、履正社の方が大味な野球に見えて細かいことも出来ている成熟したチーム。順当に履正社が勝った、当然の結果だったってことかな。