食わず嫌いはいけないと思って、アニメ化されているものを中心になろう小説の古典?作品を色々読んでみた。
最近読んだものもあれば、一年以上前に読んだものもあり。
スマホ太郎で有名な、なろう異世界転生の代表格。
割と読める。そうじゃなきゃ20巻以上も書籍化されないか。
作者がやりたいことや好きなことを全力でやってる感じが伝わってくるのがいいところ。やっぱり書いている本人が楽しまないと。
但し、主人公が何を考えているのか分からないのと、ヒロインに個性が感じられないのが欠点。9人もいるのに。
同作者なら『VRMMOはウサギマフラーとともに。』の方がキャラクターは良い。
スマホ、マフラーに共通して宇宙人が出て来ると急につまらなくなる謎の特徴が(^^;
原作もギャグテイストだったのか。読んだ中ではこれが一番合わなかった。
主人公の性格と口調が、いやーきついっす。これなら何考えているのか分からないスマホ太郎の方が断然いい。
ところでオーグ王子と爺ちゃん、どちらがメインヒロインなの?
アニメより間違いなく面白い。というか、読むと改めて分かるアニメ脚本の酷さ。
主人公無双よりも「貴族ってめんどくせーwww」の方が先に来る話ばかりなのは、最早持ち味よね。
メインヒロインはアマーリエ義姉さん。異論は認める。
ニコニコ静画のマンガランキングの一番上にあったので原作を読んでみた。
時々主人公が狂気をはらむ時が面白い。あと異世界転生ものには様々な駄神がでてくるが、その中でもここの神は際立って酷いのが笑える。
しかし、致命的に文章が読みにくい。説明の回りくどさと無駄な説明の多さが原因かな。
以下は『異世界のんびり農家』にハマった俺が二匹目のどじょうを探した結果
『転生して田舎でスローライフをおくりたい』
言葉を選ばずに言うと無味無臭。
主人公を元おっさんの枯れた子供にした意図が読み取れなかった。枯れているから子供らしい楽しみや可愛らしさはないし、子供だからラブコメにもならないし。
鍛冶してる時は面白い。チートチート五月蠅いのが玉に瑕だけど。また序盤は生活の質の向上に励んでいる時も面白かったが、当然のことながら次第になくなっていく。なので段々とダレていく。
あと気になるのはヒロインたちの扱いの軽さ。同居してるとは思えないほど主人公との関係性が不自然に淡白。
この中で読み物としてオススメできるのは『八男』だけかな。クセが強くて読む人を選ぶけど。