いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第105回全国高校野球選手権大会 第4日

毎日ナイター。プロ野球みたいだぁ(白目)
健康面で考えても試合時間で考えても、クーリングタイム10分は長すぎるのではなかろうか。



第一試合
鳥栖工(佐賀) 3-2 富山商(富山)(延長12回タイブレーク

壮絶な守り合い。
打たせて取るタイプの投手が持ち味を発揮し、守備陣がミスなくアウトを重ねる。一番の基本で最も大事で、高校生にはなかなか難しいことを両チームの全選手が実践していた素晴らしいゲームだった。
しかし、得てしてこういう試合はミスで終わるもので……
富山商リリーフ松延くんは1年生。初のロングリリーフで体力の限界だったか。



第二試合
日大三(西東京) 3-0 社(兵庫)

日大三エース安田2安打完封。完封一番乗り。
日大三はチャンスで一本が出ず3得点にとどまったが、エースが相手打線を全く寄せ付けず快勝。点数差以上に力の差を感じる試合だった。



第三試合
市和歌山(和歌山) 5-4 東京学館新潟(新潟)

市和歌山が冷や汗ものの逃げ切り勝利。3回の集中打、特に下位打線の連打が最後まで生きた。
初出場の東京学館新潟は後半6回からペースを握り徐々に点数差を詰め、9回一打サヨナラの場面までいったのだが、あと一歩及ばなかった。
試合の流れ、球場の雰囲気、市和歌山の立場では絶対に見たくない9回裏だった(苦笑)



第四試合
立命館宇治(京都) 2-10 神村学園(鹿児島)

打っては今岡兄弟の二人合わせればサイクルヒットの活躍など18安打10得点。投げてはエース松永が9回1アウトまでを100球で収めて2失点の快投。投打がかみ合った神村学園が完勝。
立命館宇治は195cmのエース十川がハマればワンチャンというところだったが、落差のあるフォークは良いところに決まればまず打たれない球ではあったけれど、残念ながら球速もコントロールも甲子園レベルでは打ちごろの投球だった。