いつも月夜に本と酒

ライトノベルの感想を中心に興味のあることを日々つらつらと書き連ねるブログです。



第105回全国高校野球選手権大会 第8日

大雨中断があり第四試合開始が18時35分。
明日に回せばよくね?とも思うけど応援団や日程の関係でそうもいかないか。
ただバックネット裏に招待している小学生を21時近くまで拘束するのは大丈夫か?とも思ってしまう。


第一試合
高知中央(高知) 4-10 履正社(大阪)

序盤にリードを広げた履正社が快勝。
履正社は四番森田は二試合連続ホームラン、本来の四番キャッチャー坂根も怪我から戻ってきて、打線はいい状態で次の大一番を迎えられそう。一方、クーリングタイム明けに突如崩れた先発福田に、今日は打たれた高木と投手陣には不安を残した。
高知中央はバッテリーが相手打線を怖がり過ぎた。慎重に行き過ぎてフォアボールを増やし、無駄なランナー無駄な失点を重ねてしまった。
履正社は3回戦で仙台育英と対決。事実上の決勝戦になりそうだ。7,8割仙台育英だと思うけど、エース増田の調子次第でワンチャン。



第二試合
智弁学園(奈良) 12-6 徳島商(徳島)

智弁学園の強力打線が徳島商の好投手森を攻略。予想外のスコアに。
今日の森は初戦の愛工大名電戦に比べると少しコントロースが甘かったのは確かだが、少し浮いた球をストレート変化球関係なく尽く捕えていった智弁学園打線が見事というしかない。これは相当研究してきたな。
徳島商は打線が苦しむエースを援護できなかったのも痛かった。ヒットは12本、智弁にエラーも多かったためチャンスの数としては差はなかったのだが、ここぞであと1本が出ず。特に追い付かれた直後の3回裏の1アウト満塁のチャンスで得点できなかったことで、流れが相手に行ってしまった。
智弁のエラーといえば、ファーストのプレイにまるでやる気を感じられなかったんだけど、監督的にはあれはいいのか?(^^;



第三試合
花巻東(岩手) 2-1 クラーク国際(北北海道)

息詰まる投手戦、守り合い。
勝負を分けたのが8回。クラーク国際の勝ち越しチャンスの場面で突然の大雨。文字通り水をさされたクラーク国際は、中断後攻めきれず無得点。
そしてその裏、花巻東がもぎ取った1点が決勝点になった。グラウンドがぬかるんでいなければゲッツーだったのに、芝が濡れていなくて普通に跳ねればレフトはファンブルしなかったのに……タラレバを言っても仕方がないが、雨の影響のほんの少しの差が勝負を分けた。
本当に互角の勝負だったが、天は花巻東に微笑んだ。雨の中断がありながらも集中力を切らさず最後まで戦った両チームに拍手を送りたい。
それにしても打のチームのはずの花巻東が守り勝って2勝、高校野球/甲子園は分からない。



第四試合
おかやま山陽(岡山) 4x-3 大垣日大(岐阜)(延長10回タイブレーク

キャッチャーやっちまったー/(^o^)\ からのキャッチャーやっちまったー\(^o^)/で決着。何を言っているk(ry
9回終わった時点では両チーム7安打2得点の全くの互角で延長戦へ。
タイブレークに入った10回、大垣日大はバント失敗で嫌なムードが流れるもキャッチャーの悪送球で1点勝ち越し。
対するおかやま山陽は、こちらもバント失敗と内野フライであっさり2アウト。万事休すかと思われたが、2番フォアボール後の3番の打席で奇跡が。ワイルドピッチで同点に追いつくと、拾ってホームに帰したキャッチャーの送球がまさかの悪送球。二塁ランナーが還って逆転サヨナラ。こんな結末あるのか……
接戦はエラーした方が負けるのは野球の常だが、いい試合だっただけにこの結末は切ない。